どうも、最近夜ふかし気味のみかんです🍊

今日は、あまり考えがまとまってなくて…読みにくかったらごめんなさい。

お父さんとお母さんについてのお話です。

もし、
「お母さんに会いたい?」
「お父さんに会いたい?」
…って聞かれたら、今の私は「会いたくない」って答えます。

そして、
「お母さんが欲しい?」
「お父さんが欲しい?」
…って聞かれたら、今の私は「欲しい」って答えます。

憧れるんです。私の存在を認めてくれて、許してくれて、受け止めてくれて…そんな人をお父さん、お母さんって呼びたい。

でも、私にはお母さんもお父さんもいるんですよね。長い間一緒に生きてこなかっただけでそれぞれ生きてるんです。
だから、理想の親を思い浮かべることが悪い気がして、ずっとずっと考えないようにしていました。
自分の頭の中でさえ、理想を抱くことを私は許せなかったんです。


突然ですが、「時には母のない子のように」って曲をご存じですか?
カルメン・マキさんって方の歌で、寺山修司が作詞をした曲です。


私は大学生の頃、寺山修司について研究しているときにこの曲と出会ったのですが、歌詞が自分の気持ちとリンクして、一時期狂ったように聴いていました。

母のない子のようにって歌詞のインパクトの強さから、本当に親がいない子には辛い歌なのかもしれないのですが…
「親がいて幸せだけど、たまにはセンチメンタルな気分に浸ってみたいの」って曲ではないと思うんですよね。もっと複雑な感情というか。
寺山修司自身が母親といろいろあったから生まれた曲だと私は思っていて…。寺山修司とお母さんの話はひとことでは言い表せないので詳しいことはちょっと調べて見てほしいのですが、とにかく一般的な親子関係ではなかったんですよ。虐待されてたというわけではないのかもしれないんだけれど、お母さんの修司への愛情が異常で、修司はいろいろと悩んでいたと思います。

そんな修司に、私は自分と親との関係を重ねていました。だから、「時には母のない子のように」がすごく響いたんです。
親の行動は自分に良い影響を与えてはいないんだけど、それが悪意からくるものでもない。だから、憎むことも捨てることもできない。だからしんどい。

親子って難しいなぁ。
最近、そんなことを考えて頭の中がごちゃごちゃしています。




大人になった今でも、お母さんやお父さんのような大人に褒められたいなぁ…。