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次は50〜60才頃の私。
今の世のこのくらいの歳の人達より、かなり年いってる感じだった。
旦那は仕事を引退したのか、戦争があったのか?クビになったのか?そこはよくわからなかったけと、少し狭い家に引っ越していた。
狭いといってもメイドさんが1人いて、当時の実家より少し狭い位の、それでも広い家だったけど、確実に貧乏になっていた(笑)
貧乏でも、心は昔よりずっと満たされていて、旦那さんがそばにいてくれることが何より嬉しかった。
お気に入りの暖炉の前の二人がけのソファに隣に座り、毎日いろんなおしゃべりをする事が何より本当に幸せだった![]()
先生『この頃、実家のお母さん達はまだ行きていらっしゃいますか?』
実家の父を思い出すだけで胸がグッと締め付けられて苦しくなる。
私『あー、死んじゃってる感じですね。』
先生『気持ちとしては変化ないですか?』
私『相変わらず、お母さんを幸せにしてくれなかった悲しみがあります。
私は結婚してこんなに幸せなのに、なんで?なんで?と父に対して怒りのような感情があります。』
さて、また時間を進めると。。
60才代後半頃の私。
旦那は死んでお手伝いさんと二人暮らしになっていた。
毎朝散歩に出ると、近所の花屋とか街のみんながおばあちゃんの私に声をかけてあいさつしてくれる。
それがとても楽しみで、家に帰ってきてから暖炉の前のゆらゆら揺れる木の椅子に腰掛けながら
『ああ、今日も一日いい日だったなー』
と思って昼寝をしたりしていた。
なんとも心が穏やかで、いい晩年だった。
生まれた家からずっと、私は暖炉が好きだった。
そして。。。
死ぬ所に行ってくださいと言われたんだけど、あれからそんなに遠くない頃に死んだ。
お手伝いさんと親友のA子に看取られて。
A子もおばあちゃんだったなぁ(笑)
先生『あなたは今、肉体から出てきました。
一番会いたい人は誰ですか?』
…と全部の言葉を聞くまでもなく、迷わず
『お母さん』と答えた私。
お母さんが両手を広げて迎えにきて抱きしめてくれた。
この時またまた大号泣(笑)
大好きなお母さん。
会いたかった。
お母さんは相変わらず優しくて、たくさん褒めてくれた。
『よく頑張ったね、いい人生だったね』と…
この生の私は、みんなに優しい大らかな人。
愛される人生の喜び。
とてもポジティブな人。
上手に悩みを昇華できる人。
すごいなーと思って見ていたけど、これが今の私に受け継がれると先生から誘導され、クッションをギューッと抱きしめさせられる。
先生『さぁ、今人生を終えたばかりのあなたから、今のあいさんへメッセージをあげてください。』
これも、全部聞き終わる前に心の中で彼女が
『変わらないわよ。』
と言うもんだからフッと笑ってしまった。
『お父さんは変わらない。
好きなことでも見つけて楽しんだらいい。なんでも思った通りにしなさい。』
とメッセージをくれた。
先生『そして、次に私を守ってくれている方が現れます。
それは光ですか?玉ですか?人ですか?』
とてつもなく遠くの天にいらっしゃる、羽の生えたヒゲもない若い美しい男の人が、天と雲をぶち抜いて会いにきてくれた。
その方になんでも聞いてくださいと言われたので、
夫と別れた方がいいか?と聞いたら
別れなくていい。
と、即答で返ってくる。
いやいや、別れていいよと言われたかった私は色々理由をつけて食い下がる(笑)
でも、その方は
諦めなさい。
なんでもやってみなさい。
今生の試練だから受け入れなさい。
別れることは、問題をあと伸ばしにするだけだ。
と、厳しく愛を持ってご指導下さってまたビューン!!!と帰って行った。
別れるなと言われてガッカリしたけど、これが試練なんだと言われて
『こうなる運命だったんだ』
と思えて少し楽になった。
これが私のヒプノセラピー体験の一部始終。
これが全て私の作り話なのか、過去のデータを読み取ってのことなのか、イマイチわからない。
だって、ずっと何も見えてはいないんだから。
先生は、体験の仕方はみんな違うからこれも正解なんだとおっしゃってた。
写真のようにパッパッと見える人、映像で見える人、匂いがしてくる人、音がしてくる人、感覚だけの人。
これが本当かどうかは正直わからないけど、私は終始ずっと涙が溢れていて、何度も号泣していた。
とにかく深い意識に入っていたことは間違いなく思う。
いろんな事が腑に落ちた。
私は潜在意識で今の夫の魂に愛されたかった。
母を幸せにしてくれなかった怒りがあった。
何を考えてるかわからず、でも本当はもっと沢山お喋りがしたかった。
心を通わせてみたかった。
結婚する前の私に、夫は好きだ好きだ、あい無しには生きていけない位の感じだったから、潜在意識の愛されたかった私は嬉しかったんだと思う。
この人と一緒になったら母のように苦しむかもしれない、でも愛されたい。と…
夫との縁を終わらせる?には、過去世の母のように夫に対して愛を持ち、受け入れ、この仕打ちをなんとも思わない境地にならないとダメなのかもしれない。
そして、私は今生マザコンで、どんな母でも絶対無理、反抗すると思っていた事もとても納得した。
あんな偉大な母を知っていたら、この世のどんな人も勝てない。
彼女以上に大きな心で愛をくれる人、なかなかいないだろうなと思ったから。
今生の母もとても愛してくれたけど、私は愛されてないと感じて苦しんでいた。
自分が母になって理解できたけど、今の母の愛も大きく本物だ。
でも、思春期の荒れ狂っていた私がとても納得できた。
そして、元彼のことも。
彼は私と出会った頃、若くして某大手企業の出世コースに乗っていて仕事は順調だった。
給料もそこそこもらっていたのに、私が会える時間がなさすぎて寂しいと行ったら割とあっさり仕事を捨ててくれた。
彼の中で、会えなくて寂しい思いをさせている事に辛かった記憶があったんだろうと思う。
そして、別れる時も
『お金がないとあいを幸せにしてあげられない』
とずっと言っていて、
俺は起業して頑張るからその間他の男を見てきていいよ。
多分いないだろうけど、もし俺よりいい男がいたら結婚していいからね。
あいの幸せが一番だよ。
1年後、もしいなかったら戻ってきてほしい。
それまでにお金稼げるようになってるから!
と手放された事も理解できた。
彼は、あの何かあったあとに貧乏になってしまった事を申し訳なく思っていたんじゃないか?
でも私は貧乏になった後の方が幸せだったんだけどな。
いろんな人の、色んな思考パターンは、実はこの世だけのものではないのかもしれないと思った。
出会う人のあの人、この人、みんな違う縁があって、その人に対する思い出や気持ちを深い意識ではわかっていて、その気持ちを埋めるための決断をする。
面白いなーと思った。
とにかく、夫と私の縁の1つは親子だった。
もう2度と巡り会いたくないから、あいつを受け入れて可もなく不可もなくみたいな状態に昇華したいわ。
目指すは過去世の母だなぁ(笑)
今どこに生きてるんだろう?
会いたいな。。。
本人はそれほど苦ではないということだったけど、私はそう思っていた。
そしてまた時を進ませてくださいと言われ、場面がガラリと変わった。