実をいうとこの1ヶ月間
忘れていた感情を思い返すような
出来事がありました
。。。。。
あの
バースデー週末後
自分のお家に帰ったカンボ
カンボは仕事のためにGOLDが採れるので有名な
パースから６００キロ離れたカルグーリーで
デリックという幼馴染
(パーティーにももちろん参加)
とシェアハウスしてるんだけど
帰った次の日の朝に
カンボから連絡があって
デリックがベットの上で冷たくなってる
脈もない、どうしよう 、、、
っと。
私とダーリンは
えっ?
いやいや、さすがに冗談じゃないよね？
救急車は呼んだ？
っと聞いても
あたふたしているカンボ
そりゃぁ そうだよね
なので、うちのダーリンは
即、自分から000に連絡
日本では119？
こういう時にダーリンは
ほっんといつも冷静に対処するから
感心してしまう
６００キロも離れているところから
救急車を呼ぶなんて私は考えなかった
そしてこのあと
無事に救急車や警察がきて
遺体引き取りやら、事情聴取やら
まだ死因はわかってないのだけど
たぶん
心臓発作か脳梗塞
かなぁっと
デリックは皆んなより更に年下で
48歳
体の不調とか
今まで全くなかったんだけどね
でも
実を言うとね、この前夜
寝つきがめちゃくちゃいい私が
何故か眠れなくってね
ダーリンはもう眠っていたけど
私はなぜか眠れない
ベットに入ったまま
天井をひたすら眺めていた私
なので、よし、
メディテーションタイム〜って
してみたら
🧘
突然、メッセージが降りてきてね
朝、目が覚めることは
決して普通のことではないんだよ
とっても幸せなことなんだよ
そのことを
忘れてはいけない
って
で、その時は呆然と
あ〜 そうだよなぁ
朝起きたらダーリンに優しくしよう
っと決めたら
スーッと眠りにつけた私
っで、起きたときには
そのメッセージのことをすっかり忘れて
ダーリンを起こしてコーヒー作らせ
朝食まで作らせ
優しくするの忘れて
使い回していたのだけど
後から、あのメッセージは
デリックからだったんだろうなぁ
っと
人が亡くなる時って
魂が知り合いのところに
メッセージを送ることができるみたいで
私はおばあちゃんが亡くなった時に
会いに来てくれたりとか
何度かそういう経験している
不思議ちゃんなのよ
でね、そのあと
ずーっと忘れていた気持ちも
蘇ってきたの
それは
12年前にバイクの事故に
遭った時のこと
12年前、ダーリンの新しいバイクで
二人乗りして走っていた時
思いもかけず、突然、目の前に車が現れて
どう考えても、ブレーキ掛けても
確実に車に衝突する距離
その車を見た瞬間、私は
えっ これで私の人生終わり？
って、茫然とした
こんなに簡単に
私の人生修了、、、、チャンチャンッ
みたいな
って、この一瞬に本気で思って
私はこの時点で神様に身を任せて
力がぬけて、恐怖すらなかったの
で、ダーリンはね、なんとこの瞬間に
この瞬間によ、
F…ck, I don’t have license!!!!
\やばっ、ライセンスなーい/
っと叫んで
それ聞いて、今、そこ心配？
っと思った瞬間に
バイクを自分から投げ捨てたダーリン
でないと、確実に衝突
もっと大変なことになると判断した彼
で、急ブレーキしてバイクを倒す瞬間、
力を抜いていた私は見事にボール🏀のように
後ろにポーっんと飛び、落ちてゴロゴロゴロ
(ホントにボールのようだった)
でもそのおかげで
私は無傷
ダーリンは力入って
スーパーマンのように車の下に
ズズズーっと飛んでいき
大怪我
左がビフォーで右が手術後
ダーリンは右の手首の骨がスパッと折れて、
手が手首から外れた状態の大怪我で
腕も肘まで何十針も縫い
首の骨にもヒビが入り、足も傷めたり
っと大変だったの
そのほかにも
この事故の時の笑い話あるんだけど
長くなるのでやめとくわね
深刻な事故だったんだけど
ドラマっぽく演出してしまったのよ、私
だからダーリンの手がハズレてる姿
見ていないし
お互い、別々の救急車で
病院に運ばれたし
とにかくとにかく
この事故に遭った時、あの一瞬
「人生はあっけなく終わってしまう」
って実感したのに、、、
ある日突然
人生はおわる
ショックすぎたのか、
若すぎたのか、
その感情を抱いたことさえ
忘れていたのだけど
今回デリックのことを聞いて
突然あの時の気持ちが
蘇ってきたの
あーっ そう言えば
命って、
ほんとにあっていう間に
終わってしまうんだ
これだけは
誰にもわからないし、どうにもできない
そのことを再実感した時
はっと命の尊さに
気づかされた
毎日を、今、この瞬間を
大切にしよう
伝えたいことは
その瞬間に伝えよう
したいことは
どんどん挑戦しとこう
会いたい人には
会いに行こう
毎日に感謝しよう
って。
当たり前のことなんだけどね
その当たり前を
大切に大切にしようと思いました
私とダーリンはあの事故に遭ったとき
もしかしたら助からなかったかもしれない
でも、奇跡的に
生かされた
それはきっと
まだ私達には生きてすることがあるんだよ
って言われているような
ありがたい命
本気で最期の瞬間まで大切にしよう
悲しいことに
デリックは誰にも何も伝えられないまま
天国に行ってしまった
でもね、もしかしたら
あれはデリックのためだったのかな？
っというくらい
彼が亡くなる数日前に
カンボのパーティーで
仲が良かった幼馴染たちに
久しぶりに再会することができて
とっても幸せそうだったデリック
特に彼には
パートナーもいず、家族もいず、孤独だったから
あの日、大好きなお友達と過ごせて
サイコーな時間を過ごせたと思う
最後の最後に
みんなと楽しく
デリックの大好きなお酒を
たーっくさん飲めてよかったね
いろいろ、ほんとに色々あった
デリックの人生
これからはゆっくり休んでね
ＲＩＰ
ｄｅｒｉｃｋ
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