金曜からBS12で韓国ドラマ「サイコパス ダイアリー(原題:싸이코패스 다이어리)」(全24話)の放送が始まりましたね。
最近は中華圏ドラマにヨーロッパのミステリードラマも観ていて、韓国ドラマまで手が出ない状況なんだけど、タイトルが気になって金曜に放送された1話を観てみました。
画像:tvN「싸이코패스 다이어리」公式ページよりお借りしました
主人公は「製パン王キム・タック」で知られるユン・シユン(윤시윤)さん。
キム・タックから10年以上経っているんですねー。
私は放送当時リアルタイムでは観ていなかったんだけど、ドラマにハマっていた在韓の知り合いたちとドラマの撮影地巡りをし、キム・タックのパン屋でパンを買いました。
そのユン・シユンさんが今回演じているドンシクは、元来の人の好さと、気の弱さが災いして、職場でもいいように使われています。
ある日、上司や同僚の不正の罪をなすりつけられてしまい、自殺しようと向かった建築中のビルで犯罪現場を目撃してしまい、逃げる途中に遭った事故で記憶喪失になってしまいました。
ドンシクの手帳ではないかと警察に渡された手帳は、ドンシクが建築中のビルで手にしたもので、その手帳は本当の犯人が犯罪記録をしたためていたもの。
中身を見た記憶喪失のドンシクは自分が世間を賑わせている犯罪者だと思い込む......という流れのようです。
画像:tvN「싸이코패스 다이어리」公式ページよりお借りしました
食堂をやっているドンシクの家族は、気の弱いドンシクが不安だったけど、投資会社で働くようになって内心はホッとしていた模様。
でも姉のジヨン(ファン・ヒョウン)の子供のトルチャンチ(1歳の誕生祝いのパーティ)で騒動が勃発します。
出席者の雑談の中で、ドンシクが投資会社で働いていることが話題になり、その場にいた人物が、ドンシクのせいで大損したと暴れ出し、家族や出席者もドンシクがニュースで取り上げられている不正事件の渦中の人だと知ります。
食堂をやっている両親、結婚して幼い子供を抱える姉ジヨン、まだ学生の弟ドンチャン(チョン・スビン)......。
ドンシクが巻き込まれた不正事件の結果、家族にも累が及んでしまうのか
画像:tvN「싸이코패스 다이어리」公式ページよりお借りしました
そして、犯罪現場を目撃し、動揺して逃げ出したドンシクをはねたのは、うっかりよそ見運転をした警官のボギョン(チョン・インソン)のパトカーでした。
慌てて病院に連れていったら
ドンシクは記憶喪失となっていて、事故前後の記憶がないのをいいことに自分のミスで事故になったことを隠す
ボギョン
そして事故現場にあったからドンシクの持ち物だろうとボギョンはドンシクに手帳を返しますが、その手帳はドンシクが犯罪現場を目撃した時に拾ったものでした。
実はこの
ボギョン、幽霊(
)、幻影(
)なのか、周囲には見えない人物と会話をすることがあり、気味悪がられています。
ボギョンだけに見えるその人物はボギョンの父親ソック(キム・ミョンス)。
過去の事故で脳に障害を持ち、子供並みの知能の
ソックは、今は妻が経営するカフェで犬と一緒に一日を過ごす毎日ですが、
ボギョンの前に現れる幻影(
)、生霊(
)の
ソックは昔のままの
ソックです。
画像:tvN「싸이코패스 다이어리」公式ページよりお借りしました
ドンシクが目撃した犯罪の犯人はイヌ(パク・ソンフン)。
1話では犯罪に手を染めている現場のみに登場で、まだ詳しい正体は明らかになっていません。
次から次へと犯罪を犯す理由や、手帳に記す理由もこれから明らかになると思いますが、目撃者であるドンシクをそのままにしておくとは思えないので、記憶喪失になってイヌのことを忘れているドンシクをどうするつもりなのか、どう近づくつもりなのか興味深いですね。
1話を観た限り、サイコパスな内容ではあるけど、ちょっとロマンスの匂いもしますね。
犯罪シーンは結構グロテスクな感じではあったので、もしかしたら途中リタイヤしてしまうかもしれないけど、全体的にあまりシリアスになり過ぎないようであれば、観続けられるかもしれません