いつになくバスの進みが悪く、何やら外が騒がしかったので、窓から見ていたらどうやらお祭りのような何かパレードが行われている様子。
「恭祝天上聖母聖誕千秋」とあったのですが、天上聖母とは媽祖(道教の女神)のこと。
農暦の月日が媽祖のお誕生日にあたるので、そのお祝いの行事が行われていたようです。
バスの運転手さんが「これはしばらく進まない」と乗客に説明しだしたので、私も途中下車することにしました。
せっかくなので見学です
そういえば昔台北に旅行で来た時も行天宮の近くでこのパレード見たなぁ......
例えば、これらの車......
パレードに参加している車両なんだけど、キャラ車というのか痛車というのか、かなり派手な車です。
後ろのボンネットは開放されていて、そこにある大きなスピーカーから大音量の音楽が流れています。
それだけでなく天井部分には煙突のような筒があって、そこからは時折炎が吹き出すんですよっ
えっこれはパレードの車なのと思うけど、れっきとしたパレード用の車両らしくフロントボンネットの上にはみんな媽祖が祀られていました
そして他の神様達も歩いているんだけど、傍らにはレースクィーンのような女性たちが付き添っています。
これの組み合わせもまたなんだか不思議な光景ですよね。
※音量に注意!
ちらっと踊る神様が登場しています。
そしてパレードにはこちらの某高級車も参加しています......
一体どんな理由でこういった車がパレードに加わっているのか私にはわかりませんでした
(さすがにこれらの高級車には媽祖は乗っていませんでしたが......)
この媽祖のお誕生日を祝う行事、道路を封鎖して行われているのではないので、車の間を縫うようにパレードが進んでいきます。
車も相手が媽祖なのでヘタにクラクションも鳴らせず、おとなしく徐行しながら進むか、迂回するしかなかった模様。
私は途中から見たのでどのぐらいの規模のイベントかはわからなかったけど、私が見た部分だけでも総勢100名以上が参加していました
偶然通りかかったことで運よく見ることが出来た今回の「恭祝天上聖母聖誕千秋」の行事。
パレードの部分だけだったけど、台湾では一番身近だと言われている神様媽祖の行事の一部だけでも観ることが出来てラッキーでした