Duolingo(デュオリンゴ)は効果が上がるのか | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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ご存知の方も多いかもしれませんが、まず、このDuolingo(デュオリンゴ)というアプリはなんと世界中で1億以上ダウンロードされているという世界最大の語学学習アプリです。

 

それと、このDuolingo「デュオリンゴ」なんですが、先程の1億人以上が学んだ、ビックデータから導き出される効果的な学習プログラムに定評があます。Duolingo「デュオリンゴ」での34時間の学習は、大学の外国語学習コースの1学期分に相当するという調査結果も出ているそうで、本格的に英語を学ぶ事が出来ます。

各チャプターの最初に簡単な解説が書かれていますが、申し訳程度の分量です。
しかし、このストイックな構成の一方で、洪水のように出題される問題の出題パターンは多岐に渡ります。

 

・出題される単語に相応しい画像を選ぶ
・出題される日本語文を英訳してタイプする
・出題される英文(テキスト)を和訳してタイプする
・出題される英文をそのままマイクに向かって話す
・出題される英文(音声)をそのまま英文としてタイプする
・出題される英文(音声)を和訳してタイプする
・出題される和文を、候補として挙げられた単語の中から組み合わせて英訳する

 

この多様な出題形式による驚くほどのバリエーションで質問されるので、英文をあらゆる角度から検証でき、理解が深まり、嫌でも記憶に定着させます。

This is a pen級の簡単な問題でも、飽きずに楽しく淡々とこなしていくことができます。
すごいぞDuolingo。続けてガンガン答えていきましょう!

 

同じような内容の英文を、これでもかというくらいに繰り返し聞いてきます。
1チャプターで2~30問の問題が出題され、使う時間は10分程度の感覚があります。
また、多様なパターンで繰り返し同じ内容を聞かれることはもちろんのこと、出題→回答→正解のサイクルが、リズムよく繰り返されるため、気が付くと問題を解くのに没頭してしまいます。

学習効果としても、これだけ同じテーマを繰り返し練習すると、理解が深まっていくのは間違いないです。
しかし一方で、繰り返しの頻度がかなり多いので、例えば3分程度の細切れの時間にセクションの最初から行ってしまうと、「ちょっとこれ、種類が似た英文を、様々な角度から聞く回数が多過ぎるのでは・・・」と感じてしまうかも知れません。

 

ネットでの評判
解答例はみんなで作り上げていくことを予定しています。参加者が多いであろう初めの段階のレッスンでは誤って不正解とされる例がほとんどなかったのですが、終盤になってくるとそういったことが目立ちます(私達は正解で、私たちは不正解となることがある)。今後終盤のユーザー層が増えてきて改善されると思います。

 

時々、合っているのに不正解になることがあります(日本語と英語の文法的な違いが原因のことが多い)。ですが、それはどんどん訂正されているようなので、これからに期待しています。

英語を日本語に訳すとき、日本語としては意味が通じているはずなのに正解として認識してくれないことが何度かありストレスに感じました。また、発音チェックでは適当に声を出すだけでも正解と認識されます。

 

音声もあるのですが合成音声なので若干不自然に感じてしまう箇所があり気になってしまいます。正解ボタンをタップしたはずなのに不正解になってしまったりとボタンの誤作動もストレスに感じる場合があるので改善してもらえたらと思います。

 

英文を日本語訳するときに、採点が怪しい時があります。例えばriceを「おこめ」と答えるとバツになり、「こめ」が正解だと表示されます。日本語は言い回しが非常に多いので仕方ないとは思いますが、若干気になるところではあります。

 自分の発音の問題かもしれませんが)自分の英語を入力する時にうまく認識してくれない。
充分理解していると認識している分野でも、その分野の大量の問題をクリアしないと先に勧めないため、時間がかかる。

テストで自分のライフが3つしかないのに、採点が厳しい。これ正解でも良いのでは?と思うところで不正解になってしまう。その結果、テストがクリアできないのでショートカットできない。

1つのテーマに対する問題数が多くて、徒労感を感じる時がある。
上記の評価は、間違ってもテストに通らなかった恨みではありません。まあ通らなかったけど。


Duolingoだけだと外国語を使えるようにはならない。色々と合わせて勉強せねば。しかし、電車でやるにはちょうどよい。作文とかして自分で文章を作り出していかないと。音読がやっぱり一番良いのかなあ。音読したいからどうしても家での勉強になる。
やはりDuolingoだけで英語を話したり、聞き取ったりできるようになるのは難しいですね。
他の英語学習と並行して、通勤や通学などの隙間時間に学習をするのがおすすめです。

 

Duolingoでいいじゃんって思う部分もあるけど、あっちは写真が微妙すぎて「テレビはどれ?」って質問にテレビとラジオと洗濯機の写真並べられても、これ何をとった写真なんだ?どこを見せたいんだ?って感じで、添えられてる単語表示の方見てるから、無料は無料だなって感じなのだった…

 

Duolingoでは、TVはどれ?という質問に対してテレビの画像を選ぶという問題が出ています。
でも、テレビの画像自体が「これテレビか?」といったものだったり、他の画像が間違いの選択肢として不適切だったりして、問題として機能してないと感じましたね。
同じような感想を抱いている方は多いようです。
悪問もたまにあるというのがDuolingoの悪い評判となります。
やはり無料アプリということなので、限界もあるのかもしれませんね。

 

Duolingoの音声認識が微妙すぎて困る
Duolingoの評判には、音声認識が微妙だという悪い評判があります。
Duolingoでは、音声認識を使った発音練習もすることができるんです。
しかし、Siriを使ったことのある人ならご存知のように、音声認識の技術レベルってまだまだ完成度が低いんですよ。

 

なので、ちゃんと発音しても認識してくれなかったり、逆に間違った発音でも正しく認識されたりするので、発音練習として使うのはあまりよくない感じですね。
今後の技術の進歩に期待したいですね。

 

大きな間違い
Duolingoは1億人以上が学んだ、ビックデータから導き出される効果的な学習プログラムに定評があるようですが、この評価は正しくありません。

ビックデータが有効なのは、囲碁や将棋のように勝ち負けがあるとか、難しい問題で解決策が存在するような場合、フィードバックを得ながらディープラーニングをする事により最適解を得る事が可能です。

囲碁や将棋であれば、勝ち負けにより、ある手が良い選択か、悪い選択かの判断が可能です。それを繰り返すと最適解を得る事ができます。

 

それでは英語を学習に関して、ある学習が良いか悪いかの判断はできるでしょうか。

日本語でも英語でもネイティブを真似て使える表現を増やす事で言葉が話せるようになります。しかし、言語は話せるようになるというだけで、最適解を求めているのではありません。

最適解を求めていないからフィードバックを生かす事ができません。言語習得においてフィードバックを得るのは最適解を得る事ではなく、ネイティブを真似るためです。

 

言語習得には順序が最も良いかと言う最適の順序はありません。一般的に言って、短い表現から覚えていくでしょうが、その順番は決まっていません。

どの家庭でも、どの子供でもそれぞれ好きな表現から覚えており、どれが一番良いかと言う判断はできないし、決まってもいません。

そのような順序の決まっていない言語学習で1億人以上が学んだ、そのビックデータから導き出される効果的な学習プログラムはありません。

順序が分からないのですから1人のデータも1億人のデータでも分からないままです。仮に学習者間で比較した場合であれば、多くの個人差がありますから、良い方法だと言っているのは学習者間での個人差だけの違いです。

 

記憶に関しても、ある表現を覚えるプロセスはその人によって違います。どのような学習が理想的かと言うのは1億人のデータを使っても分かりません。

学習者自身にしても、ある表現や単語を覚えるためにどうすべきかと言う明確なプログラムはありません。実際に存在するけど分からないのではなく、そもそもそのような手順やプログラムはありません。

実際に存在しないデータを1億人集めても、つまりゼロは何人分集めてもゼロです。

音声認識は正しい音素を照合しているのではありません。記憶にある音と、聞いた音の照合です。正しい音がないのですから、発音の判断はできません。

 

1億人の音声を集めても、音素が存在しないのですから音声認識に関してもビッグデータが存在してもまったく意味がありません。

言語には文法のようなルールとか、何が正しいかと言う基本がありません。言語は文法が決めるのではなく、多くの人が使うかどうかで決まります。そのためにネイティブを真似て学習するのです。