英語が上達する仕組み | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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英語が上達する仕組みとして大量に触れる事を提案しています。


学校で英語の勉強と言えば、基本的には単語や構文の暗記中心で、それができればテストの点数が取れるような仕組みになっていたと思います(「思います」というのは、僕は学校の英語は大げさでなく一切勉強せずにずっと赤点だったため、想像するしかないのです)。


しかし、実生活で英語が使える能力と暗記した量は、厳密には比例しません。英語が使える能力は、英語を使った量に比例します。点を取るための勉強では話せるようにはならないと、知ることが重要です。


英語が上達する過程は、楽器やスポーツが上達する過程ととてもよく似ています。ピアノの上達には理論の理解より実際の練習が、柔道の上達にも技の名前を覚えるより実際の練習がそれぞれ一番有効なように、英語が上達するためには、英語を実際に使った量がものを言います。


身になる英語学習のポイントは、「いかに効率よく短時間にたくさんの単語や構文を覚えるか」では決してなく、「いかにたくさんの英語に集中して触れることができるか」なのです。両者の発想は真逆です。 効率的で時短的な英語学習のアプローチはむしろ上達を遠ざけていると知ることが、上達の一歩とさえ言えます。


大事な事は「いかにたくさんの英語に集中して触れることができるか」ではありません。極端なケースとして米国や英国で長期滞在しても英語が上手になりません。語に集中して触れる事で英語が話せるようにならないからです。


その理由は覚える学習をしていないからです。人間の脳は掛け算九九のように反復練習をして手続き記憶で長期記憶に保存しないと忘れてしまいます。


人間の脳の学習はアウトプット依存ですから、触れる事は学習つまり記憶として残りません。


聞き流し教材が効果がないのはインプットだけしているからです。