1日10分で1問10秒以内で???? | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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英語を覚える時に次のルールを提案している人がいます。


■1日10分で集中的に覚えたほうが効果的
英文や英単語暗記などの単純作業は特にそうである。単純作業だからこそ10分という超短時間に集中すべき。10分なら集中力も最高度に持っていくことができる。モチベーションも下がらない。


■1問10秒以内で覚えていくのが効果的
10分を超濃密に利用するために10秒の制限をかける。従来より2~3倍以上で問題を解けば実力も2倍伸びる。


この方は人間の脳を良く理解しておりません。どうも回数とか集中力が記憶を促進するように考えております。


脳は機械的に濃密にしたり集中したから覚える仕組みなっておりません。脳はニューラル・ネットワークでありシナップスの接続で物を覚えます。学習が出力依存であるのは事実ですが、人間の脳は表現や単語を関連付けて覚えております。


また人間は記憶に頼って物事を判断するために機械的に小刻みに学習するよりは、いろいろ関連付けて、想起する練習や学習の方が効果的です。


繰り返す事により手続き記憶となり長期記憶に保存されます。断片的に覚えるよりは芋ずる式に覚えた方が忘れ難いのです。