2014年が来週中に終わるといいます。まじか。早過ぎ。


 おかげさまで今年もなんやかやと濃い1年を過ごしてまいりました。時間の経過がことさらに早く感じられるのもそのせいでしょう。年とったつーのもあるのでしょうが、まーそれはそれとして。皆さま、今年も大変お世話になりました!


 先日のチャウ大@大阪城ホール。各種ロック大切りもさることながら、冒頭皆さんひとりひとりによる弾き語りが、どれも素晴らしかった。全体的には笑いの現場だったので、口にして興ざめしたらアレなので言いませんでしたが、俺は思った。弾き語りが素晴らしかった!


 住岡梨奈ちゃん、ヨーキング、星野源くん、おーしゃん、フジファブ総ちゃん、浜崎貴司やん、吉井和哉ん。そしてビデオ出演のトータス松本くん!そうそうたるメンバーのそれぞれのうた。歴史ある大阪城ホールにしみいる声とギター。えがった。


 そうそうたるボーカリストじゃなくても、俺の友達、MB’sアルトサックス首藤くんだって、最近弾き語るんだぜ。残念ながらサックスを吹きながら歌を歌うことはできない (おもろいけど)。だから彼は、一からギターを練習して歌っているんだぜ。指先かっちかち。中2か。どうかしているぜ、かっこよすぎ。しかも、歌、めっちゃイイ。


 ウルフルズのギタリスト、ケイやんは、ひとりでギターしょって全国津々浦々、弾き語りの旅をしているそうだ。コレクターズのコータローさんも、弾き語りに乗り出したらしい。ギターパンダこと山川のりおくんだって、ずーっと弾き語っている。チャボさんなんて、年々透明感が増している!そう、ギタリストの弾き語り、ますますアツい昨今なのです。


 俺だって前々から思っていた。バンドもいいけど、ひとりもね。歌ものの音楽やってる人間だったら、どんなポジション担当でも、一度はど真ん中の「歌」ポジションを引き受けてみるべきなのではないかと。ワンポイントリリーフとかじゃなくて、完投で。いっそ、バンドサウンドでごまかさないで、ひとりぼっちで全部を歌で引き受けて。


 なんで歌ものの音楽やってるか。それは、歌が好きだから。


 では、なんで歌以外のポジションを選んだか。それは、歌は、神様に選ばれた人がそのポジションを担当することがふさわしいと知っているから。歌はやっぱり特別なもの。特別に天に選ばれし者のみが歌う。それが筋。ステージセンターでスポットライトに照らされ続けて。これが王道。


 では、王道以外は道ではないのか。んなこたありません。覇道、邪道、寄り道、横道、どれも道。どれも魅力的。


 好きなら、やりゃいいじゃん。どうせ邪道とかぐちぐち言い訳しないで。「好き」具合がゆるぎないものなら、それを全力でアナウンスするべき。ややもすればそれは、いやいや歌っている天に選ばれし者のそれなんかより、よっぽどおもしろい。世界のおもしろ素材のひとつに、俺はなりたい。それを可能にするのは、突き抜けた「好き」具合だ。


 悪いがそれなら、俺にもある。


 なので秀俊、来年、やろうかと、弾き語り、いろんなとこで。


 今までも、ちょいちょい声かけていただいて、ひょいっとギター一本で歌いに赴いたことはありました。それでもどっきどきでした。


 そんななか今年のホワイトデー。横浜サムズアップで人生初のアコースティックワンマンやらしてもろて、すげー楽しかったとです。楽しかった以上の何かが残ったとです。何かの正体、何だ。これは、スルーできないなと。


 なので、2015年は、やるぜ、弾き語り。バンド活動はもちろん今まで通りがんがんと。それに加えて僕の細道ずいずいと。深入りしてみようかと。


 真心ブラザーズの限られたライブ時間では収まりきらないあーんないい曲こーんな名曲、あるのよ。そこは、自信あるのよ。そんな曲たちを、歌ってあげないと。風を当ててあげないと。誰か歌ってくれるのだったらそりゃもうウエルカムですが、待っていたって埒があかん。なら、自分でやる。デリバリーしに行く。全国津々浦々、押し掛けたい。


 そんな行動を、起こそうかと。ぼちぼち。


 計画しますんで、なにとぞお見知りおきを。


 具体化したらお知らせしますんで、どうかご予定くださいな。


 計画する前から言うのもなんですが、お待ち申し上げております。前のめり。


 


 業務と大掃除の合間に、レッツ熱唱練習。


 前のめりの、暮れなのです。