2010年も終わります。ダウンタウンを録画しようと思ったのですが、DVDのデッキが壊れているので仕方なく久々にビデオデッキを引っ張り出し、120分テープを三倍でGコード予約し、俺、今ここにいます。ああ、懐かしい作業だった。おそらく画像の悪さにびっくりしながら「笑ってはいけないスパイ」を6時間に渡って酒飲んで眺める2011年の正月を送るのでしょう、俺。


 朝から始めた大掃除は予想通り、一向に終わりが見えません。昼間の買い物では、グンゼ商品を3万円近くも買ってしまいました。肌着の新製品に真冬用パジャマと、どれもわくわくする商品たち。新しい年にふさわしい新しいグンゼに包まれ守られ、フレッシュな気分で新年を迎えられることを心より嬉しく思います。価値あるグンゼ、3万円。


 グンゼもさることながら、毎年末に加熱するお掃除グッズの新製品も楽しみのひとつ。それらを大好きなセキチュウで物色し、自宅で試す。お掃除がイベントに変わる瞬間です。


 数年前に我が国のお掃除界に衝撃を与えた「激落ち」シリーズ。キューブ状のスポンジみたいなの(なにやらドイツ生まれの新素材だとか)に水を含ませてヨゴレにごしごし。するとあら不思議、洗剤を付けている訳でもないのに落ちる落ちる。「激」の名に恥じぬ落ちっぷりに、セキチュウお掃除コーナーにおける激落ち占有率は高まるばかり。CMキャラクターにはあの堀ちえみさん。ハマり役でございます。


 「激」といえば「激泡バスクリーナー」。浴槽だろうが壁だろうが風呂ふただろうがイスだろうが、要はお風呂にあるありとあらゆるものにこの泡をぶっかけておけば、なーんもせんでもお風呂はピカピカよ、とブチあげるこの商品。それはかなりの「激」ですな。「激泡」とは凄い言葉ですな。“げきほう”と読むのでしょうかそれとも“げきあわ”と読むのでしょうか。後者は重箱読みゆえ前者に分があるようにも思えますが、パッケージにルビはなく、気になるところです。その実力も気になるところですが本日バスルームまでは手が回らず、年をまたいでの楽しみとさせていただきます。


 掃除に終わりはありませんが、優先順位はあります。汚れよりもまずは埃。普段あまり手をつけない頭上部分。カーテンレールや電燈のかさ等、放っておくとこびりついて取り返しのつかないことになる視界外の埃こそ、今年の内に退治しておきたいもの。昔でいう、すす払いのような作業とでもいいましょうか。


 脚立も新調しました。ギターのストラップを応用して、掃除機を肩にたすき掛け出来るようにもしました。片手に掃除機のノズル、もう一方には、そう、「ウェーブ・ハンディワイパー」。いろんな隙間にも対応できる、ギザギザともわもわの多分なんかすごい新素材の繊維が埃をみるみる吸着しちゃうやつ。


 これ、大好きなんです。


 鍵盤を拭くのに使って感動しました。濡れ雑巾の比較にならない吸着力及びやさしさ。ミキサーのつまみの間なんかもすいすい入り込んでさっさときれいにしてくれる。


 脚立にまたがり、カーテンレールの上にこいつを走らせる。なんせ滅多に手入れをしない箇所。たまりにたまった埃が下へ落ちようとする。そいつをたすき掛けの掃除機でキャッチ。歯石を除去する歯科助手の気分。「ウェーブ」ひと箱を使い切る大仕事でした。


 ダスキンライクな話はこの辺で。


 2011年はいっぱいライブをやりたいなと、そんな希望を抱いております。おかげ様で昔書いた曲をいい感じで見直し、新しい曲をいい感じで書けた2010年を過ごすことが出来ました。それをぶちまけに、いろんなところに出かけたい。


 どうしてくれようかと夢想しつつ、そろそろ一杯やろうかな。


 皆さま本年も大変お世話になりました。


 どうか、よいお年を。