ベストヒット☆SMASong Meets Audience


〈作詞・小出佑介(BaseBallBear)〉


    君の夢がまた壊れそうなら


   その時は僕が そばにいてあげる


          ~歌唱・小出佑介~


   当たり前に聞こえてくる 言葉とメロディを


   街を彩る魔法に 変えてあげたいんだ


          ~歌唱・miku(Lc5)


 〈作詞・土岐麻子〉


   あなたの目が 終電の窓に流れて消える


   いつもの街を


          ~歌唱・bird


   にじませて揺らすような悲しい夜には


   なにも語らずに思い出して こんなメロディ


          ~歌唱・土岐麻子~


 〈作詞・Yo-King


   顔合わせ 話せないなら


          ~歌唱・オカモト ショウ(OKAMOTO’S)


   この歌 青空にとばすよ


          ~歌唱・斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)


   君の笑い声より 大きな声で


          ~歌唱・Yo-King


   力強く


          ~歌唱・上中丈弥(THEイナズマ戦隊)


 〈作詞・俺〉


   僕らは歌う いつでも歌う


          ~歌唱・CHEMISTRY


   君に届くかな 風にとけるかな


          ~歌唱・PUFFY


 


 〈作詞・国生さゆり〉


   時は過ぎる 置き去りにされた心


          ~歌唱・伊藤ふみお~


   彷徨って 一人歩いていた


          ~歌唱・武藤昭平(勝手にしやがれ)~


   今ここから 始まるの 祈りのメロディ


   歌い続けることはやめない 君のために


          ~歌唱・国生さゆり~


 〈作詞・綾小路翔(氣志團)〉


   キラー通り 駆け上がり


          ~歌唱・綾小路翔~


   コンセプト青山の五階


          ~歌唱・秋葉正志(ザ・ビートモーターズ)〉


   ローリングストーンズの Tシャツを着た 彼すらも歌う


          ~歌唱・八熊慎一(SPARKS GO GO)


 〈作詞・俺〉


   僕らは歌う いつでも歌う


          ~歌唱・伊藤ふみお+武藤昭平~


   君に届くかな


          ~歌唱・菜花知美(detroit7)


   風にとけるかな


          ~歌唱・渡辺大知(黒猫チェルシー)


   僕らは歌う とにかく歌う


          ~歌唱・Yo-King+上中丈弥+秋葉正志~


   君の唇を 伝う歌になれ


          ~歌唱・birdPUFFY


 以上、敬称略の非礼をお許しください。


 で、間奏明けのサビは上記の歌い手さんに全ての楽器陣、加えてさらに若い力を!お呼びしましたYo。歌ってもらいましたYoSAWAさん、UNCHAINより佐藤将文くんそして谷川正憲くん、GENERAL HEAD MOUNTAINより松尾昭彦くん、それから依布サラサさん、星羅さん、オズよりNARUMIさん。みなさんありがとう。大変おつかれさまでした!ライブ本番もよろしくお願いしまーす!


ふう、書き出すだけで一仕事ですな。サウス・トゥ・サウスの「俺の借金全部でなんぼや」じゃありませんが、SMAオールスターズ、全部で一体何人いるんでしょうか。申―し訳ありませんが、数える気がおきません!


 ボーカルレコーディングは2日間に渡って行われましたが、11時間弱を飯食う間もなく入れ替わり立ち替わりお昼から深夜まで。インフルエンザの時期の内科のお医者さんてこんな忙しさなのでしょうか。途中でぼーっとなったときはいつもエンジニアの宮島さんが助けてくれたりお尻たたいてくれたりして下さりとーっても助かりました。宮島さん、その節はお世話になりました。こんな現場もう2度とないだろうなー。1985年の「We Are The World」のレコーディングが終わった直後のクインシー・ジョーンズもこんなふうに思ったのかしら。なんて、大きく出たりして。


 いやいやクインシー面していい気になっている場合ではありません。全てのトラックを録音し終えて流れてくる音の、何という一体感。数えるのも億劫なほどの参加ミュージシャンたちが真摯にこの曲という一点に向き合ってくれた、その積み重ねがとてつもないパワーに。まさに円谷プロ怪獣大集合状態。サンキュー怪獣たち。なるほどこれは、面白い。


 全てのトラックをミックスする作業も、人間のみならずスタジオのコンソールまでもひーひー言って頑張っていました。100本近くあるプロユースのフェーダーをほぼ全部使うという都内一流スタジオでもめったにない当プロダクツ。ここ数年使われていなかったであろう端っこの方のフェーダーが、モーターが平和ボケしていたのでしょうか、コンピューターの指令に対応できずにぴくぴく震え、結果、国生姉さんのあの80年代から変わらぬバレンタインデーボイスがぴくぴく震えだす等のトラブルが相次ぎ、ミックス終了は丑三つ時を大きく超えるこれまた荒仕事に。


 一連の成果はウェブで公開されているPVで手軽に閲覧可能ですが、やはりプロの実演家からお薦めしたいのはウェブ上のMP3音源でなく、ちゃんとしたコンパクトディスクでそれなりの音響環境でのご視聴。各ミュージシャン及び各シンガーそれぞれの音がいかに豊かで、そのすべてがいかに調和し、かつ戦っているかがより鮮明にお分かりいただけると思いますので。まーでも、難しいですか。コンパクトディスク。制作及び一般販売。いつか君に聴かせてあげたいけどね。


 


 あの歴史的レコーディングからはや数カ月。季節はすっかり秋になりました。今週末、我がプロダクツのゴールともいうべきSMAあげての一大イベントのフィナーレにおいて、再びあの歴戦の勇士たちと相まみえます。


 みんなー。歌、覚えているかー!?


 CCレモンホールは満員御礼だと聞いているぞー!


 ぃよろしくお願いしまーーーーーーーす!!!