梅ちゃんこと梅垣義明さま。

 伝統ある日本青年館の「空と君の間」ならぬ「ステージと客の間」に降り注ぐ水風船の雨。圧巻でございました。せめてTバックぐらいは履いているだろうという僕の甘い考えを軽~く打ち砕いてくれたウエディングドレスもの。壮観でございました。だって46歳、2曲目で…。いくらなんでも早すぎるっしょ!僕を襲いかけた銀杏BOYZの悪夢も単なる杞憂。さすがのお客様調教術。感動しました。

 そして何より。

 昨日の客いじりの一人に私ごときを選んでいただき、まことに、まことにありがとうございました。梅ちゃんの青い迷宮(と書いてラビリンスと読むそうな)に迷いこんだ者なら一度は憧れ、そして即座にその気持ちをかき消すであろう“いじられ役”。指名を受けた瞬間は近年まれなほどに参りました。が。伝統ある日本青年館の舞台で、見知らぬツルんとしたおじさんと身長140cm前後のじいちゃん&ばあちゃんにはさまれながらあなたにいじられるうちに、すんごい、気持ちよくなってきて…。うーん、俺ってつくづく、M。

 終演後、スタッフの方にお土産にと頂いたDVD。帰って開けたら買おうか迷ってやめておいた梅ちゃんフィギュアが添えられておりました。「やったぁ!」思わず声が出てしまいました。夜中に。部屋で。ひとり。かさねて、ありがとうございました。

 これから始まる全国ツアーの無事と成功を祈っております。

 みんな、行ったがいいよ!




 サンボマスターのお三方。

 本日の、東京某下町某商店街の裏にひっそりあるスタジオでのアツいセッション、大変楽しゅうございました。

 あの、時に優しい清水のような、時に激しい激流のような、極上のグルーヴに乗っかってサーフィンする贅沢な時間。狭いスタジオにうねる近藤君のベース、警鐘を繰り返す木内くんのドラム、そして言わずもがなの山口くんのギター&シャウト。

 2006年4月現在のサンボマスターの生音にまぜてもらってギター弾けるなんて!んー、俺は今日、確かに歴史に参加したのさ。全国のギター小僧の諸君、うらやましいだろー。どういうわけか彼らは真心ブラザーズの曲を知っていて、遊びで数曲、演ってみたんだよ。「愛」とか「スピード」とか。どうして自分のバンドの曲がサンボ・グルーヴでプレイされているのか、なんかヘンな気分だったけど、だけど、最高だったんだ。

 バンドが好きでよかった。

 明日の本番、よろしくね。場所は確かお台場だったね。

 ところで、さっきニュースで、今日起こった脱線事故の影響で明日も一日“ゆりかもめ”は不通だって言ってたんだけど…。どうすんべ。

 なるかお台場上陸。俺たちは、これっきりなのか!?