乳がんステージ4
8月10日に
確定診断がついた私

そして、
乳がんの悪性診断がついたのは
2022年5月16日

まず、
乳がんの悪性診断がついた後で、
職場に行って思ったのは
「乳がんになったのが私で良かった」
でした

まぁ、偽善に聞こえるかもしれませんが…
私は大学で2人の先生(A先生(♂︎)、B先生(♂︎))の秘書をしていたので
少なくとも2人の先生の奥さんが今回乳がんじゃなくて良かったと思いました

理由としては
先生2人の奥さんは、どちらとも共に30代
A先生は子どもが3人(小1、年長、0歳)
B先生は不妊治療の末3月に待望の一子(0歳)が生まれたばかりでしたにっこり

どちらの先生も大変と言いながらも素敵な育メンお父さんでお子さんをよく職場に連れて来ては、奥さんのフォローを凄くされています

赤ちゃんの話を聞くと、なかなか眠らなくて奥さんも自分も不眠で大変だと…
でも、本当に幸せそうに赤ちゃんの写真を私に見せてくれていましたにっこり

私は、務め初めて今に至るまでA先生とB先生の人柄がとても好きですおねがい
今回癌が分かり本当に私の事を真剣に心配して下さいました
そして、標準治療が終わったらまた雇ってくださると私の戻る席を空けて待ってくださっています泣き笑い

特にA先生からは体調等を気がけてくださるLINEがこの間もきたばかりです照れ
本当に嬉しかったです笑い泣き

だからこそでしょうか…
先生2人の奥さんが今回乳がんにならなくて良かったと素直に思いました

私には子どもがいません
もしA先生の奥さん、B先生の奥さん、私なら…
子どものいない私で良かったと思いました

少なくともA先生とB先生には今まで癌が分かるまでも良くして頂いていたので余計にそう思ったのかもしれませんニコニコ
癌が分かってからも良くしてもらっています

そして
8月10日
乳がんステージ4の確定診断がつきました

これに関しては、
私の両親じゃなくて良かった
私の主人じゃなくて良かった

と心の底から思いました

もちろん
癌にならなきゃ良かったが1番です

だけど
ステージ4の乳がんになってしまいました

これはどう足掻いても変えられない事実です

だとしたら、
両親でも主人でもなく私で良かったと純粋に思っています

正直
癌になる前から私は
「生」に対しての執着が少ない
人間でした

自殺未遂とか自傷行為はした事はありませんが…
30歳過ぎた辺りからは…

正直
今迄の自分の人生にほぼほぼ満足していました
(これから○○をしたい!!○○に挑戦したい!!新しい何かはじめたい!!という様な気持ちはほとんどなかったです)

むしろ
うつ病を長年患っていることもあり
自分の限界を知っているからこそ
自分の限界以上のものに挑戦する勇気もなければ
むしろこれから先の事(特に仕事に関しては無理をし過ぎるとうつ病が再燃しやすくなると云う事が度々あったので)を考える方が苦痛でした


何処かでずっと
「生きづらさ」
を感じながら生きていたように思います

だから
子どもについても
欲しいと思った事がありませんでした

子どもは作らず主人と2人で仲良く過ごしていけたらそれで充分‼️
そういう人生を私は送っていこうにっこり爆笑
と思っていました

そんな中での

ステージ4

やっぱり怖くなかったです
正直今もあまり怖くないです
死ぬという事が…

ただ
以前のブログにも書いた事がありますが…

ニコ主人は私に対して
「生きててくれたらそれでいい、今死なれるのは困る」

おじいちゃんおばあちゃん両親は私に対して
「私が今いなくなるのは想像出来ない、考えただけで辛くなる
せめて自分達が85位になってどっちが先に死んでもおかしくない位までは生きてて欲しい」

と言ってくれました

それを
自分の目で見て、耳で聴いて

私が生きる理由は
「両親と主人の為に生きなきゃいけないのだと」
と思っています

多分、
自分しかいなかったら
長く生きたいなんて思わなかったと思います
(兄弟もいない一人っ子なので…)

両親も主人もいなかったら
癌でなくても生きる事を自らやめていたかもしれません


ステージ4
になって
親からも主人からも
「少しでも長く生きてて欲しい」
と言われました

ステージ4癌に罹患する前は
親も主人も34の私が病気で死ぬ可能性があるとは考えもしませんから、
上記の様な事を言われたことは勿論ないです

ただ
私がもし先に死んだとしても
両親も主人も強い人間だから
何だかんだ乗り越えて自分の寿命を全うする事が出来ると思います

だけど、
両親や主人が私より先に逝かれてしまったら
私は正直乗り越えられる気がしないんです
自分が死ぬ事より怖いです

それは
癌に罹患する前からずっと思い続けている事です

癌に対してあまり
ビビらないで今いられるのも
【生に対しての執着が少ない事】
私の根っこにあるからだと思っています

子どもがいたらまた違ったと思いますが、
そもそも私は子どもを作らない人生を選んだ人間なので…
そのたられば話をしても仕方ないですが…

生きたいと思う理由
本当に人それぞれ違うと思います

でも
その理由には
不正解や間違いはないと私個人は思います

どんな理由でも
その人の人生ですから
生きたい理由はどんな内容でも
十人十色で正解だと思います

逆に言えば、
生きたくない理由も本人が納得しているのなら
少なくとも他人がとやかく云う事ではないと
私は思っています

そして
癌の治療の選択も十人十色で
本人が納得しているなら
それで良いのだと思います

自分の価値観は自分だけのものです

他人の価値観は他人だけのものです

自分の価値観は自分だけのものですが、正義ではありません

決して自分の価値観を正義だと思い込んで、
他人の価値観や生き方を否定しない
そんな生き方を私は残りの人生でしていけたらなーと…口笛

身体はこの先どうなるか分かりませんが
最期まで心だけは穏やかに過ごしていけたらと思っています照れ
(誰かを羨んだり、恨んだり、妬んだりする様な生き方だけは、これから先したくないなぁ〜不安
そんな生き方はきっと私は心がとても疲れてしまう様な気がしますショボーン)