令和5年度 武豊町青少年健全育成推進町民大会
第73回 武豊町社会を明るくする運動推進大会
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かんしゃくやパニックが抑えられない子どもたち
〜感情爆発を繰り返す子どもたちへの支援と対応〜
講師 松浦直己さん
三重大学教育学部副学部長
感情のコントロール=行動のコントロール
感情爆発の障がいの特徴
発達障害ではないが、発達障害と高率に合併
これは一体何なんだ!??
・些細なことで反抗する
・自分の非を認めない
・いつもイライラしている
・いつも不機嫌である
・ ちょっとしたことでも声を荒げる
・今までニコニコしていたのに、急にキレる
・キレると大暴れする
・ 感情爆発が抑えられない
・キレると暴言が止まらない
・大声で1時間近く泣き叫ぶことがある
・.物攷損、暴行(相手に怪我をさせるほど)が止まらない
全てを発達障がいと愛着障がいで説明しない
・ 近年発達障がいは明らかに概念が拡大化されている
・診断基準のうち、いくつかの徴候が認められると、「あの子は発達障がいじゃないの?」
「発達障がいだからあんな行動になるんだ!」・近年愛着障がいの概念は無秩序に拡大され続けている
・教育環境が良くないから行動が荒れているのに、親子関係や養育の責任に押しつけようとする傾向に留意
・何の葛藤もない親子関係は存在しない!
反抗挑発症
A. 少なくとも6か月持続する拒絶的、反抗的、挑戦的な行動様式で
、以下のうち4つ(またはそれ以上)が存在する。
怒りっぽく易的な気分
1.しばしばかんしゃくを起こす。
2.しばしば神経過敏またはいらいらさせられやすい。
3.しばしば怒り、腹を立てる。
口論好き/発的行動
4.しばしば権威のある人物や、または子どもや青年の場合では大人と口論する。
5.しばしば権威のある人の要求、または規則に従うことに積極的に反抗または拒否する。
6.しばしば故意に人をいらだたせる
7.しばしば自分の失敗、または無作法を他人のせいにする。
秋念深さ
8.過去6ヶ月に少なくとも2回、意地悪で執念深かったことがある。
書けないけど高確率であるある
女性の先生にクソババァという😆
セルフコントロールが弱い子
コントロールの枠が狭い方がよい
弱さを補える
パターン
・ADHDのみ
・反抗挑発症のみ
•ADHD+反抗挑発症
•反抗挑発症+間欠爆発症 物理的距離が必要
・間欠爆発症のみ
・ADHD+反抗挑発症十間欠爆発症
・実際にもっとも対応が難しいのは
・ADHD+反抗挑発症+間欠爆発症+発達性デイスレクシア+知的な境界例 少年院で多い
それでも行動の荒れ、「キレる」に対してどうすれば?
・非行の研究は昔からたくさんありました。
・多くはどうしたら非行化するのか、と言う研究でした。
・ハーシという研究者は、「なぜ非行化するのか、ではなく、なぜ非行化しないのか」に注目しました。
社会的絆理論
4つの絆(bonds)を形成することが大切
①愛着(attachment)・・主に親・教師に対して
②努力(commitment)・・課題に挑戦する
③多忙(involvement)・・できることを増やす
④規鉇意識(belief・・ルールを守るという意識
なぜ逸脱するのかではなく、なぜ逸脱しないのか
という視点
中学校の部活動
絆=学級経営での集団作り
group boods
セルフコントロールの枠組み
小さい枠組みの方が安心して生活できる
枠組みのない支援は百害あって一利なし
感情爆発の障害=衝動制御の障害
なぜ個別指導がうまく行かないのか
◆学校は時間的・空間的に高度に構造化されているのに、それる
活かせていない
◆行動制御が脆弱な子どもは、脆い枠組みを容易に突滅する
◆強迫的なインクルーシブ教育原理主義
◆ 個別指導による、頻繁なルール変更、やるべきことの不明瞭化
◆ストレス耐性の関値低下の放置
◆担任教論との致命的な信頼性の崩壊
学校と医療、保護者で意見衝突するパターン
・ そもそも学校は構造化が得意にもかかわらず、それをしない
・ 医療は個別指導を勧めたがる
保護者も教育関係者も、医療側の指示に従いたがる
相互不振に繋がる
学校は自らの責任でその子にあった構造化モデルを提案するべき
医療は学校が得意な構造化をら応援すべき
がっこうといりょは同じ方向性を示した上で保護者に説明すべき