2000年4月13日に生まれた康貴は
2001年3月24日に天使になった
1歳の誕生日を祝うことはできなかった
康貴には誕生日の思い出がない
春に生まれたのに桜を見ることもなく
天国へ行ってしまった
桜を見ると何とも言えない寂しい気持ちになる
申し訳ない気持ちも消えない
あの時私が違う行動をしていたら
かかりつけ医に行かずに大きい病院へ
直接向かっていたら助かったかも
子どもの命は親にかかっている
22年経った今でも人生の中で
最大の後悔
子育て支援は私の贖罪なのかもしれない
亡くなった人の歳を数えてはいけない
わかっているけれど
生きていたら23歳
どんな子に育っていたんだろう
今年もそんなことを思いながら過ごす
ちょうど選挙書類の事前審査日
議員はやりがいがあるがしんどい
議員のくせに
女のくせに
子どもがいるのに
この言葉にどれだけ傷つけられたか
迷って迷って迷って
いろんな人に相談して
私らしい人生ってナニ?
まで立ち戻って考えた
あと4年がんばろう
こども家庭庁ができた
武豊町も子育て支援の大型事業があり
この4年は大きな変革期
次の世代を育成しながら
お疲れ様!と笑って押し出される
そんな4年後を目指して