柔術とは皆さんはどんなイメージを抱かれますか?
古武道的柔術、合気道的柔術、太極拳的な柔術、様々な柔術が世の中には存在します。
マッハ道場で指導するのはより実践的で、世界中で老人や女性はもちろんのこと、子供にもひたしまれているブラジリアン柔術を指導しています。
指導員は協会から黒帯~茶帯取得以上の者で、格闘技だけではなく、スポーツに幅広く知識を持った者がそれぞれの方のニーズに合わせた指導をしております。
あまり格闘技に馴染みの無い方々は
『ブラジリアン柔術??』とパッとしないかもしれません。
ブラジリアン柔術を世界中に知らしめた出来が一昔前にありました。
スポーツを越えた噛みつき、目潰し以外すべてOKの何でも有りの究極トーナメント大会がアメリカで開催され、世界中から一流の各格闘家や各競技の猛者達が
『我こそ最強』
と、一つの舞台に集まりました。
出場選手の格闘技の種類は様々。
プロレスラーやボクサー、空手家、無敗のストリートファイターやアームレスリング世界一の選手もいました。
この大会のテーマは
『何でも有りで、どの競技の選手が最強なのか?』
無差別級のためか、共通して言えるのが、ほとんどの選手が
190センチ体重100キロを越えるスーパーヘビー級の猛者達でした。
そして、
いよいよ大会が始まり、ゴングがなりました。
当時はグローブ着用は自由だったので見ていて素手でぶん殴り合う言わばバイオレンス的壮絶な試合内容が続きました。
そして過酷なトーナメントを易々と勝ち上がり優勝したのが八十キロにも満たない小柄なブラジル人でした。その名はホイスグレイシー。
その大会を見ていたすべての人たちが、誰もホイスが優勝するとおもわなかったはずです。
ホイスのバックボーンはブラジリアン柔術というものでした。
そのブラジリアン柔術の技術を武器に自分の倍近くある対戦相手を持ち前の締め技、関節技で次々とタップ(降参する事)を奪ってゆくのでした。
その大会はバイオレンスかつ、最強を好むアメリカ人ファンから、絶賛的な支持を受け
毎年数回開催されました。
そのつど、ホイスグレイシーが優勝し、多額の優勝賞金をカッサラってゆくのでした。
まさに自分の格闘技のテーマだった、『小よく大を制する』を見せつけられました。
そのとき、ホイスが言いました。
『俺より10倍強い兄がいる』
その兄こそヒクソングレイシーの存在でした。
その後ヒクソンは日本で度々おこなわれたバーリテュウド(何でも有り)の大会にそのつど優勝しました。
四百戦無敗と称される程の強さでした。
その後、アメリカで開催されていたアルティメットファイティングは更なる進化と階級制になり、
安全面も考慮され、スポーツとしてのグローバル競技と進化しました。
それが今のUFCです。
自分はその頃からの総合格闘技(MMA)の歴史を見届けてきました。
今のMMAでは当たり前のような柔術の技術ですが、その原型を子供から、年配者女性まで、幅広く指導しています。
もちろん自分はブラジリアン柔術の黒帯取得者です。
柔術を始めたいと考えている方はマッハ道場にお問い合わせください。
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