練習、トレーニング、稽古、
それぞれに、危険は潜んでいます。

というよりなるべく危険因子は極力あってはいけませんが、避けられない危険因子は
練習相手の力の差、本人のコンディショニング、集中力により、どうしても少なからず存在します。


『怪我、』は、すべてを狂わせます。


試合予定、コンディショニング、メンタル、本人のやる気、時間、他

など、ポジティブな局面を一瞬にしてすべてをダイナシにするのです。

しかし、フィットネスのような楽しさを重視する世界とは違い、
根性や精神力をも鍛えないと、結果がでない競技の世界というのも事実ですし格闘技なら、なおの事です。

そこで自分を含む、今までの怪我をした選手の約13年間の統計をとり、
リスクアセスメント(危険度の評価)を作ってみました。

ここで大切なのは
一ヶ月の練習内容、一週間の練習内容、一日の練習時間のすべて考慮した上で、その時の約2時間の練習時間、分刻みに割りふったエクササイズの中、
今なにをやるか?

人間の集中力は限られています。

集中力が低下したときに、突然の事故は何気なく突然にやってきます。

それは疲労、日常のストレス、生活や本人の性格も考慮が必要です。


そこで、
1、充分なアップは必要不可欠です。特に寒くなる秋、冬はアップ不足による筋肉の柔軟性不足による、腰や膝の怪我が多いです。

2、一番体が動きだし、体のテンションが上がったら、なるべく初めに危険度の高いスパーリング等をしましょう。

シャドボクシング1、
ジョグ1、
水泳1、
マスボクシング1.5、
ランニング1、
自転車1
ダッシュ1.5、
ひざあげジャンプダッシュ2.5、
マスキックスパー2.5、
寝技スパーリング2.5
レスリングスパー2.5
総合スパー3,
ボクシングスパー2.5、
キックボクシングスパー3、

投げ込み2

技のエクササイズ及びドリル練習2


と評しました。

練習開始から終わりまでの約一時間半か二時間のプロセスの中、不要な怪我をしないためには順番が凄く大切だということです。

集中力が切れ、意識が散漫してる中では危険度の高い評価のトレーニング種目はできるだけさけなければなりません。


マッハ道場の皆様、
参考にしてください。