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親友のSちゃんといっしょに、高3の夏休みに始めたお蕎麦屋さんのアルバイトでした。

 

ブルー音符前回のお話はこちらから

 >> 第27話 高3夏休みのアルバイト

 

お客さんから注文を受けて伝票を書き、調理場に注文を通して、出来上がればお盆に配膳して客席テーブルに運ぶ。

 

仕事は慣れれば簡単な内容ですが、お店は繁華街にある人気店ですので、混み合うと目が回るような忙しさ

 

慣れないうちは注文を取り違えたり、慌ててどんぶり鉢を割ってしまったりすることも度重なって、頭ごなしに叱られました。

 

 

最初の頃は、調理場の人って怖い人ばかりだという印象でしたが、だんだん慣れてくると、休憩時間に軽い冗談なども言い合ったりするようになりました。

 

店長の他に、調理場で料理を作る板さんは4人いて、年長の板長さんの下に、調理師の板さん2人、調理見習いの板さんが1人。

 

その中の調理師の板さん2人は、Aさん19歳、Bさん18歳と年齢的に近かったこともあって、会話も弾み顔を合わすたびに親しくなっていきました。

 

夏休みも終わろうとする頃には、わたしと親友のSちゃん、そしてバイト先のAさん、Bさんで、自然とグループ交際が始まっていました。

 

学生時代の男女交際は、何かのきっかけで簡単に始まってしまうものらしいです。(他人事のようですが。笑)

 

その当時、Aさんは19歳で、神奈川県横須賀市の出身。

実家は歯科医を営む、男4人兄弟のうちの次男坊。

 

親に反抗して、高校を中退し中華料理屋で働き始めたが、人間関係が合わずに辞めて京都へ。

 

高校時代の友だちが、京都の大学に進学して住んでいた下宿先を訪ね、そこに転がり込んだ。

 

今は、自分の夢を叶えるために仕事を頑張っている。

お金を貯めて、将来はハワイで蕎麦屋をやりたいんだ。

 

 

その話を聞いた時・・

「この人には、大きな夢があるんだ!」

 

と単純に感動してしまったのです。 

無知蒙昧の極みです.. ハィ

 

学校を卒業してから社会人としてのスタートは、たいていの場合、公務員か民間企業に就職、または家業を継ぐというのが世間一般的というもの。

 

ただわたしの思いは、まだまだ現実を見ることことなく、青年期の夢と不安の入り混じった中で、モラトリアムを彷徨っていたのでしょうね。

 

ちょうどこの頃、流行った歌があの名曲。

いちご白書をもう一度  」でした。

 

この曲の歌詞にある

 

就職が決まって、髪を切ってきたとき、もう若くないさと、君にいいわけしたね

 

というフレーズに切なさを感じたものです。

 

学生時分に抱いていた思い。

それは・・

「何ものにも縛られない自由な生き方」や

「純粋に自分がやりたいことを選択する生き方」への憧れでした。

 

好んで繰り返し聞いていた「音楽」や、読み漁った「小説」の世界から、感化されて出来上がった青臭い理想だったのでしょう。

 

大人たちのルールに縛られた現実社会に、迎合していくような一見真っ当な選択は、自分の純粋な思いに対する裏切り行為のように感じていたのです。

  勝手な理屈を並べてますが、単なる中二病かもです.. ハィ (๑•ㅂ•)

 

 

まさに恋に恋するような思考回路にどっぷりとハマり、気がつけば、

「将来はこの人と結婚して、一緒にハワイに行くんだ!」

くらいの気持ちになっていたのです。

 

実際、Aさんの横須賀の実家へ遊びに行き、ご両親や兄弟、そして彼の地元の友人たちにも会って、楽しい数日を過ごしました。

 

ユーミンの「海を見ていた午後」の歌詞にある

♪〜山手のドルフィンは静かなレストラン

 晴れた午後には遠く三浦岬も見える〜♪

  ・・の景色を目にしたものです。

 

 

 

こんな浮かれ調子でしたから、

 

実は、広島の文通相手のYさんからの手紙に、返事をずっと書かない状態が続いていました。

 

いくら待っても返事が来ないことを心配をしたYさん。

ある日、業を煮やして京都までやってきました・・。

 

 

この続きは次回に。音符うさぎクッキー 

ではまた!クローバー

 

 

 

🌸🌸 咲良の視座  🌸🌸

 

OpenClipart-Vectors / Pixabay

 

青春は何もかも実験である。
(スティーブンソン)