桜光塾の枠島です。

大学院の課題を書くことが多く、ブログで書くことは遠のいていました。

 

さて。私も夫と観ているドラマ、『先に生まれただけの僕』の櫻井翔さんの影響か、小学生も「奨学金」という言葉を口にするようになりました。先日は、中学生のとあるクラスで、奨学金のシステムについて質問されました。奨学金が給付と思っていたようで、殆どの奨学金が借金(返済義務)であることは知らなかったようです。私が借りていたこともある(&現在大学院の学費の一部は成績で判断される給付奨学金で通っている)ので、説明はできます。以前より、高校生に相談されることは多くあります。

 

小中学生から聞かれたことは(学生時代に塾でアルバイトも含めて働いた期間、18歳から考えても)今年が初めてです。ドラマではないですが、伝え方は慎重に考えなければいけない問題です。


早々「返せないかもしれないから、使わないほうが良い」と思わせて進学の芽を摘むのは、いささか違うように思います。借りると進学が不可能から可能になることは、まぎれもなく事実です。また、当たり前ですが。大卒と高卒では、(偏差値の高い子であれば)大学へ行ったほうが就職時に有利になる確率は上がります。給与が高くなること、大学名が先輩と同じなどの理由もあり、社内で有利にはたらくこともあるでしょう。無論、本人の学力外のコミュニケーション能力等もあるので、「絶対」等とは一概に言えないですが。。。

 

さらに、女の子=短大という時代でもない今。実際名門の短大が続々と閉鎖しています。短大自体も少なくなってきているので、女の子だから2年分でOK!(約200万円)というわけにもいかないでしょう。学費の確保は男女問わず、大きな問題だと思います。(立教女学院大http://jc.rikkyojogakuin.ac.jp/2016/07/11/2353.html

 

留学に関しても時折話に出ます。体感ですが、私の周囲の学生は8-9割経験しています。今の時代の学生と話していると、留学=プラス、ではなく、「やっていて当たり前のこと」の一部になっています。塾のアルバイト面接にくる子の殆どが3年時に短期もしくは長期での留学経験をしています。そこも奨学金サポートで、経済的な理由で諦めずに、チャレンジできるかもしれません。(※アルバイトをして留学をすることもできるとは思います。ただ、100万分のアルバイトでは、勉強時間が著しく減るだけでなく、体調を崩すこともあります。私は頑丈なほうでしたが、大概が身体を崩してやめていきます。あまりお勧めはできません。)

 

何より、高校後に大学等で学ぶことは生涯において、非常に楽しい時間・良き友人と出会う機会を提供してくれます。そこをお金だけで判断するのは、難しいです。

 

一方、高校生から借りて大学院まで~等と中古マンション購入!レベルの額を借りすぎて、利率で膨れ上がる奨学金に頭を悩ます子も多いのが事実です。いくらまでは借りても返せるのか。どう上手く活用できるのか。特に子どもたちが知っていそうで知らない、中退した際にも借金として返済の義務は変わらないことや、ある種の悪徳な専門学校もあること

 

問われた際には、真摯に一緒に考えていきたい問題も多いと思っています。ただ一つだけ確かに言えることは、奨学金というチャンスが残されている社会のほうが、ない社会よりも、ずっと良い。そう、私は思います。そして、さらに加えるならば、睡眠時間を削ってでも、アルバイトをしながらでも、どんな環境においても、勉強は非常に楽しいということ。それも事実です。

 

音譜ハサミ+++++++++++++++++ハサミ音譜

 

高校受験まであと100日をきりました。

ついでに、高3は中3の受験とはかなり異なる「本気の受験勉強」をしているころでしょうか。たまに駅でばったり(結構頻繁?)会うことがありますが、受かってほしいなと思います。がんばれ、受験生全員。ランニングランニングランニングまた、矛盾しますが、学力やご家庭の経済力によっては、進学よりも就職が本人の将来展望として、ときに「正しい」場合もあります。自分の人生を見据えて、長い目でみた「一番正しい」と思う選択を。

 

 

照れ今年のハロウィン。もうクリスマスですね。照れ

 

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※新中1・2、数名募集しております。横浜市内の中学校限定です。

※基本的に中和田中学校(上飯田も若干名)がメインです。

※新中3の募集は締め切りました。教室数の都合上、ご了承くださいませ。