ものすごく悩んでいるとき
ものすごくショックなことが起きたとき
ものすごく落ち込んで立ち直れそうもないとき
人はなぜ占いに頼るのだろうか
ええ、私は占い師
占い師もかつては色んな占いへ行きました
それはね、
自分のことを何にも知らない
垢の他人に話を聞いて欲しいから
がまずひとつ
友達に言うと、うんうん聞いて欲しいだけのときも
ご意見番が入ってくる
ご意見はご意見箱に投書してくださいつってんだろーが
と内心思ってても友達だからスラスラ、ペラペラ出ちゃうのよん
垢の他人だったらどうでしょう
なぜこの人初めて会ったのに私のことがそんなにわかるの?
と、驚き桃の木マンゴスチん
あと占い師って霊感持ってる方も多いので
お願いだから未来を予言してください
一体どうなるのか教えてください
私にはもう理解不可能頭がパーで考えられません
脳みそぱんぱんパン子なんです
なのでお願い予知してください
悩める子羊ちゃんの心の内はきっとこんなのだろう…
だって乗っかったほうが楽だもの
教習所の教官が次は右に曲がりますよて言ってるのに
わざわざ左折したりバックする人はいないでしょう?事故るわ
地図が欲しいんです
目的地までの心の地図がホシーノ
今苦しいから、他人が描いた地図を見ながら目的地に辿り着きたいそのほうが楽じゃね
占い師は預言者ではありません
過去を当てたって過ぎ去り日は昨日だってもう過去だから
過去をバチクソに当ててもあんまり意味が無いと思う
気になるのは明日、明日以降の未来
漠然とした未来しかないのだ
そりゃあどうなるか知りたい聞きたい教えてー
占い好きな方によくあるのが
「あんな風に言われたのに当たらなかった」
「言われた通りにならなかった」
そんなもん、あなたに日々変わる感情があって動きがあれば変わるに決まってルゥ相手もネッ
生年月日とか生まれた時間とか変えられないもの以外は変わってゆく
それが生きているということなのだ
占いはあなたの答え合わせの教科書ではない
辞書というよりはスパイスのようなものだと思う
取り入れたら、組み合わせたら、楽しくなる
明るくなる、気分が変わる、味わい深くなるスパイス
だから、重く受け止めすぎないでいいんだヨッ
良い事だけ信じればいいし
悪い事は気をつけようぐらいでいい
だって、決めるのはあなただから