(前編)小5の2/3(土)のこと〜兄の中学受験〜からのつづきです。
そして、西日暮里公園の長い階段を登りきり、振り返ると、そこにはペン剣の校章の憧れの学校が見下ろせました。
私も息子も万感の思いで、その景色を眺めていました。
普段はよく喋る私と息子ですが、その時はなんといいますか、あまりベラベラとは喋らず、神聖な?重厚感のある満足感の様なものを感じていて、ちょっと無口気味でした。
けれど二人ともずっと笑顔でした。
とりあえず今日の一番の目的は予定通り、予想通り、行えました。
そして今日の次の予定に進もうと、
西日暮里公園を抜けて、
谷中を巡りながら、
本郷方面に向かって歩いて行きました。
次の目的地は湯島天神です。
そうです、来年の合格祈願に行ってみようという感じで、
まあ、プレ受験ツアーみたいなものです。
湯島天神に行く前に、あえて遠回りをして、東大の本郷キャンパスを通り抜けて行こうと私は画策していました。
そして本郷キャンパスの真ん中で、
息子に、重くならない様にサラッと
「開成も憧れだけど、お母さんは〇〇が将来この大学に入ったらいいなぁって実は思ってるんだー」
みたいな事を言いました。
小5の息子は少し照れながらも、否定する事なく、変わらずニコニコしながら、頷いてくれました。
そんな会話はそれが最初で最後。
後に息子が大学生になってから
(正確には大学合格発表の数日後に)
私が息子に
「あの時、母(私)は小5のあんたに、ああ言ったんだけど、それが潜在意識として、ずっとあったから受かったのでは?」
と言ってみたけれど、うやむやになっています。
そして最終目的地、湯島天神で、
長〜い列に並んで
来年の合格祈願を絵馬に書き、
長い階段を下りて、駅に向かい、
その日の「プレ合格体験受験ツアー」なるものは無事終了し、
万感の思いのまま
帰宅の途につきました。

