連休が終わりましたね。
お疲れ様でした。
朝、久しぶりに玄関先で家族をいってらっしゃいと送り出す。
わたしはこの時間がとても好きなんですよね。
 
 
 
今年のGWはどこにも出かけられなかったので、
読書で旅気分を楽しみました。
 
まずは原田マハさんの『ハグとナガラ』
 
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どこでもいい。いつでもいい。
一緒に行こう。旅に出よう。
人生を、もっと足掻こうーー。
 
 
恋も仕事も失い、絶望していたハグ。
突然「一緒に旅に出よう」と大学時代の親友ナガラからメールが届いた。
以来、ふたりは季節ごとに旅に出ることに。
 
気がつけば、四十路になり、五十代も始まり……。
 
人生の成功者になれなくても、自分らしく人生の寄り道を楽しむのもいい。
心に灯がともる六つの旅物語。
 
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(Amazonより)
 
 
 
 
 
読んでいる間ずっと、大学時代の親友のことを思い浮かべていた。
わたしにもこんな親友がいる。
ふたりでいるとどんなこともなんでもないことのように思える。
なかなか他の人とでは味わえないハプニングもw
ふたりで笑い飛ばせば楽しい思い出になる。
一緒にいる間中ふたりで大笑いしていた。
当分ふたり旅はできていないけれど
人生自体が彼女とのふたり旅のようなもの、
なのかも
と、先日の誕生日に彼女から来たメールを読みながら思った。
この物語のハグにとってのナガラのように心強い存在なのだ。
 
旅のはなしと併行して印象に残るのが
自分たちが年を重ねていくなかで
直面する環境の変化と母親の老い、介護、そして死別。
お互いが元気で生きている間にあとどれくらいの
思い出のプレゼントができるだろう…
気が付けば母とふたりで旅行に行ったのは結婚前が最後です。
妹と女3人で行ったことが結婚後に一度。
旅だけがプレゼントではないけれど、
母ともまたどこかに出かけたいなと思いました。
 
 
わたしには一緒に旅をしたいと思う人がふたりいる。
それはとても幸せなことだなぁ
としみじみ思った。
旅って誰と行っても同じ旅にはならないから。
やっぱり隣にいるのはこの人がいい!
って思える人がいるってとても幸せだ。
そしてそのふたりはそのまま
人生という旅をともにしたい相手でもある。
一緒にいなくても、離れていても
時空を越えて、いまをともに生きている。
 
そんな人と出会えただけで、
わたしの人生はもう大成功なのかも。
読み終えて、彼女に会いたくなってメールを送った。
あなたがいるわたしの人生は最高だわ!