肉食系女子が求めているものは必ずしもセックスや男だけではない。
詳しくはは拙著『肉食系女子の恋愛学』に書いてある。(アマゾンで買ってねん)
さて、ヤリマンと肉食系女子は似て非なるものである。
アタシが考えるところの「ヤリマン」とは
”相手かまわず””ただ快楽のために””あるいはお金のために””これっぽっちも愛情のない男と”
というイメージだ。
肉食系とヤリマンがもっとも違う点は「相手を自分で選んでいるか否か」にある。
アタシはこれまで後悔するような相手とセックスをしたことは一度もない。
抱かれるその瞬間、その相手にまったく愛情を持っていなかったことは一度もない。
まぁ、アタシのキャラは毒舌だから、いろいろなところで、いろいろな書き方をしているけれども、アタシの男たちだった男たちは、いっとくけど、半端ないくらいビッとしていて、顔も中身もカッコいいし、金もあったし、地位も名誉もあった。
数か月で終わってしまうコは、たいてい、ただ、顔がカッコいいコだった。ほかにはあまり取柄はないけれど、優しくてカッコいいコ。
あるいは、ちょっと有名人とかそういうステイタスだけに惹かれたコたちだった。
3年続いた男たちはアタシを死ぬほど愛してくれた男たちだ。
アタシが男と過ごすのは愛して欲しいからだ。カッコよくいえば、愛し方を身をもって教えて欲しいからだ。
この間「ピロコさんって殺し合いみたいなセックスをするんでしょ? どんなことするの?」
ときかれた。
アタシにとって、セックスは快楽の追及がセックスではない。だから、イカなくても、いいし、気持ち良くなくてもいい。
その彼は「お互いの快楽を追求するやり方をする」といってた。もちろん、浮気しまくりの既婚者。
アタシがいう「殺し合い」はそんなチープなものじゃない。魂を吸い取れるかどうかだ。
男がアタシのために、すごく屈辱的だ。と、思うことをしてくれることは大前提。
ときに「切り裂いて見せてあげるよ」。そういって、ドクドクと血を流してくれた男もいた。それがアタシの考える「殺し合いのようなセックスだ」。もちろん、アタシも相手ののぞむことに、どんなにムリをしてもついていく。
とかなんとかいったところで、闇金もサラ金も認可をとって列記としたまっとうな貸金業者もぜぇーんぶ一緒の「ヤクザ」とかって考えるところがある日本人にはよく分からないのだろう。
だから、アタシはヤリマンってことで全然かまわない。
だいたい、ヤリマンが果たして蔑称に値するのかも考えてみれば定かではない。
ある種の人間にとってはそれは誇らしい名称だ。
アタシだって「ああ、あの目立たないコね」
なんていわれるくらいなら「ヤリマン」って後ろ指をさされたほうがいい。
モテとセックスに本当に因果関係がないと思っている人はなんのつもりでそんなことを思い立ったのかきいてみたい。
たとえば、アタシとまったく同じ外見の女がいる。性格もぜぇーんぶ同じ。でも、経験人数はふたり。
果たして、いまのアタシとどちらがモテていると感じるか?
世界中の人間にきいてみたい。こたえは推して知るべしだ。
ひねくれないで、考えてみて欲しい。
モテとセックスに因果関係はあるとアタシは考える。
肉食系女子いいたっては、決して尻軽ではない。自分が選んだ獲物以外には興味を持たないから。
アタシは外国で暮らしたこともないし、どっかの血が入ってるわけでもないし、留学していたわけでもないけど、いっつも「日本人っぽくないよね」といわれる。
たとえば、盆踊りの夜。
アタシはちっちゃい頃から盆踊りに参加はするけど、当時では誰もきていなかった、振袖のかたちをした、ブルースカイの地に大きなハイビスカスが染め抜かれた浴衣を着て参加していた。
違うことは悪いことはでない。
アタシが入園していた幼稚園は世界的に非常に有名な幼稚園で授業は一切なし。ずっと、裸足。なにより、知的、身体的に障害にある園児と健常(あんまり好きくない言葉)児とまったくわけへだててなく、過ごすことができるとこるだ。
いまでも、なんか、どっかの国の偉い人たちが視察にくる。たくさんの有名人を出している。
仲の良かったサヴァンのコは絵の才能で認められ、いまではすんげぇ、有名人だ。
なんで、みんなそんなに独りがイヤなのかと思う。なんで、みんなそんなに人と一緒がいいのかと思う。
アタシは死ぬほど好きな男と一緒にいられないからさみしくて悲しいとは思うけど、独りは別にどうってことない。
母ちゃんから生まれて、母ちゃんも父ちゃんも兄ちゃんもアタシを愛してくれた。
でも、アタシは今後結婚もしないし、子供をうむこともないだろうから、死ぬときはきっとひとりだ。それでいいと思う。
どっかでのたれ死んで「老女ミイラ化」とかでもいいと思う。
っていうか、この世界に入って、同性からの裏切り屋、ひどい仕打ちを受け続けたから、まったくもって、同性には期待してないから、仲間が欲しくないのかもしれない。
いまでも、すごく信じていた女の編集に、嫉妬としか思えない感情からとんでもない対応をされ、ひどく傷ついた記憶が消えない。一生、消えないだろう。できることなら、彼女たちの中でも一生消えないで欲しい。
嫉妬はわかる。だけれども、実害を及ぼしたり、悪口を吹聴したりすることはみじめったらしい。
アタシややりたくない。
アタシも含め、俗にいう”ヤリマン”といわれる人種は”ヤリマンを否定する人たち”に意地悪をしたり、匿名で誹謗中傷したりはしない。だって、興味ないもん。こっちは楽しいから。
でも”ヤリマン否定派”は、牙をむき出してキャンキャン大騒ぎする。
その違いって、アタシらからみると、そして、多くの男性もいってくれるが「はい。はい。モテないから嫉妬してるのねぇ」としかとれない。
草食な男たちもそうだが、アタシらみたいな女に屈折した感情を抱く女っていうのは、あまり、関心んしない。
拙著にも書いたが、モテるというか、目立つというか、フェロモンむんむんで露出過多の女性を嫌悪するのって、決まって地味で、パッとしない女だ。
モデルとか、ミス●●とか、ちょー、モテコが「肉食系ってきったなぁーい」っていってるのをきいたことはない。
こちらも心のマ●コを開いているのだから、草食系男子、そして、匿名という蓑の元に嫉妬をかくして、我々を非難する女性たちには、本当に8月5日のネイキッドロフトでのトークライブにきていただきたい。
果たして、匿名性ぬきで、どこまでいえるのかきいてみたい。
アタシは自分がどうしようもない女だなんてことは自分が一番分かっているから、非難されても、何をいわれても「へぇー」としか思わない。もちろん、相手をせめようとも思わない。
アタシが自惚れてるのかもしれないけれど、みんな、もっと素直になればいいのになぁ。って思う。今日この頃だ。