孫が「ヤクザかぶれ」に | さいたま第二のつぶやき人生

○○かぶれ」と言うと、あるものに影響を受けて,その風に染まる、悪く感化されるという意味で使う場合も多い。

 

先日、息子が来てバイクの免許を取ったばかりの孫が停車中の車のドアミラーに軽く接触したという。孫が「すいません」と言うと車に乗っていた若者二人が「事故だ、警察を呼べ」と息巻いたそうだ。

 

孫は怖くなり警察が来る迄ビクビクしていたそうだが、その間、散々「どう責任取るんや」と威圧されていたという。警察も人身事故にしては余りに軽い接触でドアミラーにひっかいたような傷があるだけなので物損で片付けたがっていたという。

 

保険会社を交えた話し合いで「相手がむち打ちになったと言っている」という。「ショックも感じない接触なのに?」というと「接触にビックリしてむち打ちになった」と言い張っているらしい。

 

息子はどんな相手なんだ?と気になり交渉に立ち会ったという。その様子を話してくれた。「どうもそれっぽい人間でヤクザっぽい言い回しと態度なんだよね」と会った感想を言う。相手が分かれば対応の仕方もあるというものだ。

 

相手の素性を調べると息子の後輩の知人だという。「ちょっとかぶれてんですよ」と息子に報告が来たという。「何だかぶれか」と本職でないことにホッとして「保険会社に任せとけばいいか」と手を引いたという。

 

世の中には「○○かぶれ」が多い。私が若い頃,カタカナ言葉を使うと「外国かぶれ」と言われ、派手な格好をすると「ヤクザにかぶれるんじゃない」と怒られたものだ。

 

今の世の中、悪く感化された「かぶれ者」が多い。特に政治の世界には特に多そうに見えるけど気のせいかな。