お店で服を選んでいる時
年上のご婦人に
よく声をかけられる


実は今日が
そうだった



ご婦人)
「あの…すみません
 この服なんだけど…」


私)
「あ、私 店員じゃないです」


ご婦人)
「いいのいいの
 あなたにね
 どっちがいいか
 選んでほしいのよ」


私)
「え…?」


こういうパターン
今まで何度かあって

その度に少し
困惑するのだが…


私でよければ
選んであげようと
快く引き受ける





幸いこれまで
難しい選択はなかった


明らかにどちらかが
似合うという答えは
スムーズに出た



「選んでくれてありがとう
 私もそんな気がしたんだけど
 これでスッキリした」

と言って
満足そうに会計に行く


このやり取りが
ワンパターンなので
いつも笑ってしまう





自分でいいと思ったものを
買えばいいのに

何故 わざわざ
赤の他人に聞くのだろう


ほんと不思議だけど
面白い



流石に
紳士服を見ている時に

聞かれたことは
一度もないが…


申し訳ないけど

紳士服の場合は
お断りするつもり(苦笑)