今年の夏の連日の猛暑には呼吸も苦しいくらい。
衣類を通しても感じる日差しの強さ。
一方でこの時期心配なのが地域により危険な大雨になる事、
今朝も鹿児島、宮崎など線状降水帯が発生との事、心配です。
暑さに負けず昨日は
ヒカリエへいざ渋谷でした。
というのも今月いっぱいヒカリホールで開催中の
「レオ レオーニ展」を訪問するためでした。
絵本好きならば素通りでは良心がいたむ。
レオ レオーニでピンとこない方も「スイミー」と聞けばピンとくるのでは⁈
他だと「アレクサンダとぜんまいねずみ」や「フレデリック」など。
日本版の訳者は、ほとんど全部谷川俊太郎さんです。
(処女作「あおくんときいろちゃん」を除く)
今まで漠然と可愛い絵だなと思って読んでいましたが、
結論として本当に行ってよかったです。
その人となりや制作過程、原画、に触れると、やはり違いますね。
知ったことにより、
彼の絵本が目の前に浮かび上がって見えるように感じるのです。
その絵のほとんどが切り絵だったりあるいは手作りスタンプだったり。
レオレオーニもやはりユダヤ人でした。裕福な方のユダヤ人。
1910年にオランダに生まれイタリアに暮らし、
第二次世界大戦ではアメリカへ亡命しています。
美術芸術家 絵本作家にユダヤ人は多いです。
人種による差別あるいは戦争、
それゆえに生きるという事に真剣に向きあい考える人生。
その気持ちが芸術を生み出す原動力となるのでしょうね。
彼の最初の作品「あおくんときいろちゃん」は
「差別は良くないみんな仲良くしよう」というメッセージが隠された作品だったのです。
結局お昼も食べずにラッシュも嫌で渋谷→新百合ヶ丘まで直帰しました。
帰りに大好きな小田原「鯛めし」を新百合ヶ丘駅近くのスーパーで買って。
( 少し食べかけですみません、右の新生姜漬けました、好きなんです❤️)
帰ったら夕陽が綺麗で、絵本みたいで癒されました。
本日もありがとうございました♪