ブログ友様とは、

何の因果か巡り巡って不思議な出会いを授けてくださる。ありがたい存在です。

 

この度の出会い、それが有吉佐和子さんの小説「青い壺」です。

一つの「青い壺」を巡っての数奇な運命、人間模様。

十三話のオムニバス短編のようです。

有吉佐和子さんといえば、私の既読書は「複合汚染」「和宮様御留」くらい。

この「青い壺」は初版が1977年という事ですが、今再びブームが来ているとのこと。

作家の原田ひ香さんが、2022年に帯に推薦コメントを寄せたことが再燃に滑車をかけたようです。

 

 
 

 

この「青い壺」、我が家にはこんな有田の「青い花瓶」があります。
作中の花瓶は「経管」という青磁の壺、作者のイメージとは違うと思いますが。
「白薔薇の青い花瓶」
    小説の方はまだ第二章を読み終えたばかりですが、
     「青い壺」の旅は始まっています。
        
     先ずは製作者から 夫が定年退職したばかりの夫婦へ、そして元上司の元へと。
        怖いような怖くないようなお話です。😍
    
 
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    話は変わりますが、
   先週末東京ミッドタウンの「サントリー美術館」へ行ってまいりました。
   (会期は6月16日まで)
 
 
 
 
 
              これが見たくて。↑⬆️
               「鞠挟」ですと。😱
             鞠も当時もので、こんな綺麗な鞠は貴重だそうです。

蹴鞠に用いる「鞠」が転がらないように挟んで吊るしておく器具。江戸時代のものらしいです。

天空に浮かんだ月のようにもみえます。
私は昔の人のイメージする地球儀かなあなんて、
実物を見るまでは、まさか鞠とは思っていなかったので。
 
         その他で気に入ったのはこの「青いガラスの容器」
 
薩摩藩の「薩摩切り子」江戸時代
向こう側に羽を広げた蝙蝠(コウモリ)がわかりますでしょうか?
手前には陰陽勾玉を配した美しい細工の器です。
蝙蝠は福をもたらすとか、
手前の陰陽勾玉とセットで占いの小道具にでも?
(「藍色被る船形鉢」)
用途ははっきりしていないそうです。
 
どちらかというと美術館は絵画展が好きですが、
今回は「メイヒン」というキャッチフレーズに魅せられて行ってまいりました🙆
 
いよいよ梅雨入りしたでしょうか?
ジメジメは困りますが、いよいよ夏も近いですね。
 
今日も通常運転です。
とりとめのない駄文にお付き合い頂きありがとうございました♪