カラスが苦手です。

 

 理由は、

 ただただ「怖い」からです。

 あの黒光する羽、

 あの鋭いクチバシ、

 あのじっと見つめる丸い眼球、

 地面をワッサワッサと飛ぶように歩く様子。

 時にはゴミを荒らす憎っくきカラス。

 

 こんな本を見つけたので思い切って借りる事にいたしました。

 カラスを好きになれるチャンスかもしれません。

 
     美しい、確かに。真っ黒、黒助。
      まるでその姿は孤高の人。
 
 

     エドガー.アラン.ポーも「大鴉」を書いています。

 

 

 嵐の夜に戸を叩いたり窓を叩いたり、

 窓を開けたら入って来た一羽の大鴉。

 恋人を亡くし悲しみの淵にいる主人公が

 「名前は?」と聞いたら、

 「Nevermore」(2度とない)ってしゃべった。

 

話しかけ続ける主人公、何を聞いても「Nevermore」って答えるカラス。

出ていってくれ〜、動かないカラス。

最後はカラスの黒い影に閉じ込められて動けなくなる主人公「Nevermore」もう2度と。

 

不穏な空気と不気味なお話。

やはり孤独の象徴「Nevermore 」。さすがアランポー。

ちなみに大ガラスは「raven」と綴るらしい、逆さにすると「never」に似てる。

 

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カラスは一度見た物を忘れないらしいから。
 

親切にされたら恩返しもするし、

いじめられたら仕返しもして来る。

 

硬い木の実を道路に落として車が踏んだら実だけ回収。

 
イソップ童話「カラスと水差し」の
 

くちばしが容器の中身に届くようにと

石を落として液面を上昇させる行為は本当のようだ。

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「名画の中の美しいカラス」

「絵」だけではなく、カラスに関する様々な物語や逸話が満載です。

見ても読んでも楽しめました。カラスに関する知識もずいぶん増えました。

しかしカラスを好きになれたかと言うと⁇疑問です。
これからもカラスは相変わらず苦手でしょう。
でも今までより、気にはなる存在です。と思います。
 
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最後に詩ができたので🙏
 
「それは私です」
がみよ、カガミよ、鏡さん、

め、カメ、亀よ、 🐢さんよ、

らすよ、カラスよ、鴉さん、

 

世界のうちで一番美しいのは誰?

世界のうちで一番早いのは誰?

世界のうちで一番賢いのは誰?

 

おしえておくれよ鏡さん、

おしえておくれよ亀さんよ、

あれあれあれ?

おしえてくれたよ鴉さん、

か〜か〜か〜

「それは、私です」‼️

                      by sakuraga    お粗末様でした😄

 

本日も駄文からお粗末な詩にまで、
お付き合い頂き感謝いたしております。
 
ありがとうございました♪