義妹の妹が雑誌に連載中のパリ記事が一冊の本になり出版されました。

 

 

 

雑誌「&premium」にパリ記事の連載を始めてはや3年。

前任者も記事を本にしてもらっていたので

「私も本にして欲しいなあ」と常々言っていたから、

「石の上にも3年」

「良かったね❣️」

パリに渡仏してかれこれ22年の彼女、

大学では仏文を学び、婦人雑誌社に就職しましたが、パリに行きたい思いは消えず、

仕事を退職して単身渡仏。

 

日本から来た方の旅行のコーディネートの仕事をしたり、

雑誌に記事を書いたり、

もう長いこと会ってはいませんが、たまにTV番組「世界比べてみたら」でレポートすることもあります。

最近では日本から拠点をフランスへ移されて女優Aさんのお仕事のお手伝いもしていると聞きました。

 

渡仏直後の仕事さがしの苦労は、はかり知れず、

たまたま知り合った方からのご縁で仕事が見つかり、

そこから足かけ22年です。

 

「わたしの活動領域、それは時間だ」とゲーテは語った。

限度のある自らの自由、未来のない反抗、

いつかは必ず滅びるものとしての自分の意識、

それを固く信じている彼は、

自分の生の時間のなかで冒険を追求してゆく。

そこにこそ彼の活動領域がある。

(カミュ「シーシュポスの神話」不条理な人間の章より抜粋)

 

 

彼女が、このままパリに骨を埋める覚悟があるのかどうかはわからないけれど、

その生き様が今読んでいる本の中のゲーテの言葉と少し重なりました。

 

「私は、時間が私の活動領域といえるのだろうか?」

生の時間は限られているのだから、未来を考える事はやはり不条理なのか?

難しいな、深いな。

 

と本日は大半が身内の宣伝となってしまい悪しからず。🙏🙏🙏

本日もありがとうございました。