指揮者小澤征爾さんの訃報に衝撃を受けております。


若い頃、ウィーンで沢山のオペラを観ました。

ちょうど小澤征爾さんがウィーン国立歌劇場の音楽監督をされていた時期で、

神回のトスカを拝聴し、

その素晴らしさに

舞台と客席の熱気が一体化して

オペラ座に一つの異空間が産まれるような

何とも言えない瞬間に立ち会いました。

これがオペラの魔力か、と思った。


一緒に行ったルームメイトにも

立ち見仲間のおじいさんにも、

日本人はスゴイ、と褒めてもらい

(自分の事でもないのに)

すごく誇りに感じた


色んな思い出と、

色んな音楽と

色んな感情が

一気に押し寄せてきます。



小澤征爾さんのご冥福を

心よりお祈りいたします。