ピノポードは、子宮内膜上皮にみられる膜の突出構造で着床に深くかかわっているようです。endocytosis と pinocytosis により子宮内腔液を減少させて、胚と上皮との細胞間の接着を助けていると考えられています。

移植前後にTEAS法を行うと

このピノポードが増殖するという現象が見られました。

 

 

TEAS 介入 3 日後の血清エストロゲンA およびプロゲステロンBレベルを示すヒストグラム。 TEASグループでは血清プロゲステロンレベルが増加していましたが、エストロゲンは増加していませんでした。

 

 

 TEAS法は、IVF-ET を受けている女性、特に高齢の女性の臨床妊娠率を大幅に改善しました。それは子宮内膜の受容性が改善されたためである可能性があります。

 

 

☆これは一般的な不妊鍼灸の結果を表しているものではありません。

 あくまでもTEAS法という手技における結果です。

 不妊鍼灸は全て同じと勘違いされている方は多いですが

 施術者で行っていることは全く異なります。

 不妊鍼灸はとてもデリケートな施術です。

 周波数が違うだけでも結果は変わってしまいます。

 よく訓練された施術者の元で施術は受けるようになさってください。

 

 

 

 

(Transcutaneous electrical acupoint stimulation improves endometrial receptivity resulting in improved IVF-ET pregnancy outcomes in older women: a multicenter, randomized, controlled clinical trial) 2022 Aug