【これまでのお話】
重度重複障害者の次男(20才)は、去年2月にグループホームに入居したのですが、親や慣れたヘルパーさんと離れたこと、コロナ禍で口腔ケアを十分にできなかったこと等から、大きな虫歯が出来てしまいました。一般歯科では対応できず、12月に歯科大学病院障害者歯科を受診しました。そこは流石の専門外来!レントゲンを撮って、大きな虫歯が2本と親知らずがあることが分かり、入院して全身麻酔で一気に抜いてしまおう!ということになりました。
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スケジュール
1月術前検査
1月検査結果と麻酔科外来←イマココ
2月入院して抜歯
◎検査結果
まずは歯科医と相談。
「検査結果は問題ありません。予定通り入院して抜歯しましょう。抜くのは親知らず4本と虫歯1本ですね」
「え?親知らず4本と虫歯2本では?」
「虫歯1本は嚙合わせる歯がなく余剰になっているので抜いていいと思いますが、もう1本は必要な歯なのでとっておきましょう」
「残すということは、削って、銀色の詰め物を作って、入れるということですよね?全身麻酔の間にできるのですか?」
「できるときもありますし、できないときもあります」
「できなかったら?」
「後日来ていただくことになります」
「・・・。混んでますし、大変じゃないですか?それにまたそこが虫歯になってしまったり、管理が大変なので、思い切って抜いてしまおうという話ではありませんでした?」
「うーん、奥歯は、力が入る箇所ですから、なるべくとっておきたいんです。今回、まだ温存できる余地がありますから、温存の方向が良いと思います」
「そうですか・・・」
夫「抜くのはいつでもできるけど、温存は今しかできないから。先生がそう仰るなら温存しよう」
ということで、温存することになりました。
処置時間は全身麻酔との戦いなので、まずは抜歯をメインに、余裕のある範囲で虫歯の治療をするそうです。一日で済みますように!
◎麻酔科外来
次に麻酔科へGO!
点滴は暴れたり引き抜いたりしてしまう可能性があることから、マスクから吸って麻酔をかけてから、点滴ルートとる方法にしました。呼吸のための挿管は鼻からするそうです。一連の流れを聞き、サインして、終わりました。
最後に入院手続についてを看護師さんから聞きました。
次回までにサインしてくる書類、持ち物、時間、いろんな説明がありました。
今の最大の課題は「それまでコロナにかからないこと!」
入院は2月上旬の予定です。では。
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