99歳の祖母が亡くなってもうすぐ一ヶ月。
亡くなる二ヶ月前まで元気に犬との暮らしを楽しんで、お花を育てることが大好きだった祖母。和菓子を一緒にニコニコして食べた日々。
最初に病院に会いに行ったときは
しっかり言葉を交わし、手を握りあっていたけれど
亡くなる前日の祖母はもう意識はなく。
ただ、ひ孫たちがみんな集まっておばあちゃんの前で声をだしたり(応援してくれていた!)、
祖母の息子である父がきたときには
心拍数がものすごくあがるなど
反応してくれてきっと耳は聴こえてたり、肌でその空気を感じてくれていたのだと思う。
私が子供の頃は上野動物園に連れて行ってくれたり
一緒にお誕生日を祝った後年はプレゼントのお花を喜んでくれていた。
90代でもパソコンもスマホもあやつりラインしてくれた。
「他の人にできる大体のことは私にもできる」
と言っていた。
すべてのことが終わり、
ふと祖母の写真を父母と整理していたら
祖母の若い頃の写真や
明治時代のご先祖様の写真がでてきて
中には古い戸籍も。
祖母はその写真の裏にその人の名前やいつ亡くなったかなどメモしてくれていた。
おかげで簡易的だけど家系図をつくることができた。
戦争で空に散ったご先祖様、
若くして亡くなったご先祖様、
いろんな人がいて私がいる。
命のバトンを受け取って生きてることを実感。
ありがとう、おばあちゃん。