大安吉日、結納。 | 櫻田日記帳

大安吉日、結納。

「いきなりだけど新町さんは○○君(←別支店の先輩)みたいなタイプは嫌い?いえね、○○君とそのご両親に新町さんのこと話したら興味あるって!古風寄りな人が好きらしいのよ~~~歳の頃もお似合いだと思うのよね。ね、どうかしら?○○君家の実家ってお金持ちなのよ~~昔で言う庄屋さんね!あ、農家だけど農業とか手伝わなくていいんだし!ね!とりあえず一回会ってお茶でも飲んでみたら?私はその内いなくなるから後は若いお二人でね!ね??」





普通に朝出勤して給湯室でお湯沸かしてたらこれです。



なんかもうツッコミ所が多すぎてどうしていいのやら・・・・・早朝からの女上司の大暴走にもう手がつけられない。いきなりにもほどがある!
さすがに「今男子中学生に興味津津なので無理です」とは言えず、結局何ひとつ言葉を発せず意味不明にニヤリとするのみでした。


おそらく一昨日あたりに、職場内カップルが近々結納すると聞いてそれに触発されたんだと思います。
仲人がしたくてしょうがないのではないかと…。



どうせなら 「うちの甥っ子が中学3年生なんだけど、どうも新町さんに恋しちゃったみたいなのよ!」 なら良かった。


へえお名前は武蔵くんて言うんですか…!ぜひ今度一緒にダブルスでも…!



まあそれはいくらなんでも無理なので、せめてこういうの・・・


跡部にお見合いの話が突然浮上してきて、「美人なんだろ?良かったじゃん」とか言いながらも内心激しく動揺しちゃうお兄ちゃん。
それがお前にとっては普通で当たり前のことなんだと、辛いくせに身を引こうとするお兄ちゃん。
両想いなのにそんなことを言う武蔵に苛立つ跡部様。
その晩はやや強引で激しい感じになってしまうんですが、お互いの想いの強さを再確認する二人。どうしたって離れられない…
先方を納得させるにはもうこれしかねぇな、ということになり、後日そのお嬢様と再度の会食の日。
少し遅れて来た跡部が伴っていたのは、荒削りながらも、その天然の原石ならではの輝きを放つ、美しい・・・



・・・という感じのが見たいです。わたしは武蔵のお嬢様風味女装が見たい…!!(超本音)








終業してからはしてからで、後輩の女の子にいきなり


「今すごく新町さんとガールズトークがしたいです、恋バナしましょうよ恋バナ!」 て突然言われてびっくりしました。


が、ガールズトー………恋バナ…だと?… 今日は一体何の日なんだ…!




咄嗟に



俺は その言葉の 意味が分から  ない



と、ジェスチャーを交えたリアクションをとったんですが、ガン無視で話し出す21歳後輩女子。
何てことはない、彼女の惚れてる男のノロケ話でした・・・・・そう…だね…、もうすぐクリスマスだね…!
仕事してる最中に話しかけられるもんだから注意力散漫で、彼女が何もしゃべっていない時に「そうだね」って言ってしまって怒られました。
若い女子に怒られるのもいいもんですなぁとかそうではなくて、だからあとにしてくれあとに…!


「今忙しいから、仕事終わったらご飯とか食べながらゆっくり話そうよ」てやんわり落ち着かせようとしたのですが、「あ、それは別にいいんですけど」て言われました。
別にってどういう意味だ…!?断るなら断るではっきり断らんかい!!!11111



結局1時間弱もの間、私は仕事をするフリをしつつ後輩の話に耳を傾けていました。




ひとしきりしゃべった後、なんだか晴々とした表情で帰って行ったので、多分話したことでスッキリしたんだと思いますが、それはそれで良かったなと思います。


そういえばその時「新町さんナントカ委員長みたいです」って言われたんですが、…委員長…?
ナントカのナントカの部分が聞き取れなかったのですが、、、今更訊き返したら負けかなって…!
なんだったかな、めっちゃ…めっちゃ?めっちゃ委員長??とか、何かそんな感じのニュアンスだったんですが…
若い子の間で流行ってるなんかですかね…?





次はお兄ちゃんと恋バナがしたいなと思います。
お兄ちゃんの今好きな男ののろけ話を延々と聞いていたい。