鏡見武蔵と渡邊オサムの恋愛を真剣に考えてみよう。
「は~~~…ええ天気や…。ええ天気すぎてなんかもう腹立ってきたな・・・」
「どないしたんオサムちゃん?いつものことやけど、今日はいつも以上にダラしないな!」
「チャック全開でこ汚いパンツがはみ出てますよ。アンタ本当27歳にもなって…」
「うっさいわー大人の男はなぁ、色々悩み事が多いねん。お前らガキ共と違ごてなぁ~~」
「悩み事なんてらしくないわ~ どんなん事?」
「オサムちゃん静かやとおもんないで!遊ぼうや!」
「どーせお気にのキャバ嬢がいつまで経ってもメアド教えてくれへんとかそんなやろうけど、一応俺らが聞いたったるで!」
「こんガキ共……いや、そう…そうか。お前らなら気持ち分かるかもしれんしな。
いや…実はなぁ、何を間違ったんか、よりにもよって12も離れた相手に惚れてしもてな・・・・・・」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
「いや俺やないで。俺やないからな?
俺のダチのダチのそのまたダチがなぁ、同い年やねんけど、なんか14、5歳あたりに恋をしたとか抜かしよんねん。
それでホラ、俺中学教師やっとんやろ?でまぁアドバイスでもしてやろかな~思てなぁ~~~!
ほんで一生懸命悩んどったワケや!俺ってばダチ思いやろ??」
「「「「「「「「………」」」」」」」」
「だからダチの話や言うとるやろが。若いのにくどいなお前ら!」
「いや俺らまだナンも言ってへんで」
「…12歳離れとるとか、いくら何でも道間違いすぎでしょ」
「やーねえ、恋愛に歳の差なんて関係ないのよっ!好きなもんは好き!遠慮せんと貫いたらエエ!」
「そやそや、惚れてしまったもんはもうどうしょーもないんや。なぁ小春?」
「これぞ惚れたモン負け…言うことやな」
「その相手は、つまり今俺らと同い年やけんね。なら話は早い。他ならぬオサムちゃんの頼みばい、協力させてもらうわ」
「せやなぁ、10代の意見としては…まずは無理に合わせるとか・変にカッコつけたりとかせえへん方がええ思うで」
「若ぶると逆効果や。むしろ大人ならではの…苦み走った大人の色気…いうんか?なんかそんなん。それを全面アピールするべきやな」
「せやけどう~ん、大人の色気…なぁ。大人の色気……」
「オサムちゃんにはないんとちゃうん…?」
「ないっすわ。1ミリグラムもあれへん思いますけど」
「あったとしても、それで攻めるんは少々キツか」
「まだまだワイらと一緒の子供やんか、オサムちゃん!」
「人が黙ってりゃあ失礼ぶっこきやがって。俺かてなぁ、本気ンなりゃあいくらでもひり出せ・・・・って何でやねん。せやから俺の話ちゃうっちゅーねん!」
「まあまあ。ここはどうやろ、敢えての”短所押し”で行くっちゅーのは」
「短所押し…つまりそのボンクラ駄目人間さをアッピールせえゆうこっちゃ」
「アノ子の母性本能をズギュンドギュン刺激しまくっちゃえばええんよォ。
『ああ、オサム先生ったらこれ以上ダメになったら人間終わっちゃう…あたしがついていてあげないと!』
・・・てなるわよ~~~キャーうらやましっ!」
「ふむ…相手の人間的成長も促進させる、良い手やな。上手くいけばの話」
「そうなったらもー後は「俺のパンツを毎日洗って欲しい…」でイッパツや!良かったな~オサムちゃん!」
「でもたまには大人の男らしい所も見せな嫌われるで!上手く使い分けろっちゅーこっちゃ」
「ふ~~ん、なるほどなぁ、参考にしたる……参考にしろ言うとくわ!よーやってくれたでお前ら、後で流れんソーメンおごったるからな!」
「ソーメンはもうええから、キバりやオサムちゃん」
「おうよ!ほんなら早速……いや、じゃあ俺はパチ屋行ってくっから!お前らはちゃんと練習せえよ!!」
「頑張りや~~~」
「しっかしなぁ…、15歳相手て…」
「オサムちゃん27歳やし、……ロリコン?」
「ロリコンやな」
「ロリコンやろ~」
「ロリコンばいね」
「…ロリコン」
「まさかロリコンに走っちゃうなんてぇ~~~」
「ロリコンとか、マジ引くっすわ」
「白石~、ろりこんて何や??」
「金ちゃんはまだ知らんでええんよ。 …まぁ、まさかウチの生徒ではないやろけど…なぁ?」
「大丈夫なんスか?仮にもあの人教育者っしょ?」
「ワシらに出来るのはここまでや。後は……どうなることか」
結論: 面白いからいい
当ブログでは武蔵受なら相手はもう誰でもいい特に同級生カップリングを推奨している訳ですが、
でも実際…実際どうなんだろう。実際は年上に弱いのかな。今まで周りにいなかった年上が現れたら案外コロリといってしまうのではないかな。。。
なんて思った渡邊オサム×鏡見武蔵・禁断の歳の差教師×生徒カップリング・・・
歳の差カプは…イイ(;´Д`***)
そんな二人のなれそめとしては・・・
武蔵が四天宝寺に転校してきたとして、まぁ当然テニス部に入部しますよね。
そして真面目な子なのでオサムちゃんのことはきちんと「渡邊監督」と呼ぶわけです。
「渡邊監督、部誌持ってきまし・・・」
「オサムちゃん」
「は、ハイ・・・・?」
「オサムちゃんでええて。渡邊監督とか、堅っ苦しくてかなわんわぁ~」
「いや…でも」
「ウチの連中みんなそう呼んどるやろ?お前さんだけやで~俺を監督呼ばわりすんのは」
「はあ…確かに、そうですけど…。でも監督は監督ですし、目上の人ですし…。
監督が嫌なら、渡邊先生にします」
「ん~~~そういうんとちゃうねん。俺は鏡見にオサムちゃんと呼ばれたい・つまりもっと鏡見とお近づきになりたいワケや。わかる?」
「わ、分かりません。…」
「まぁそうカタイこと言うなて!ええからオサムちゃんて呼んでや。さんはい!」
「…お…」
「お?」
「お… オサム……さん」
「なんかお猿サンみたいでヘコむわぁ~~ちゃん付やっての!ほなもう一回いこか!」
「…オサム…ちゃん」 (赤面+ぽそっと)
「………!」
「うわっ、すんません!や、やっぱり監督で!渡邊監督でいきましょう!!」
「…い、いやいや、それ!それな!それでいこか!鏡見は素直なエエ子やな~~~!」 (頭わしわし)
「!? なっ……っ、……///;」 (顔真っ赤)
「……な、…あ、アレ…?」
「……」
「……」
「…じ・じゃあ俺はこれで、失礼します!!」 (逃げるように走ってく)
「…何やの、今の。…コレ…絶対違うやろ。あ、アカン…」
武蔵にすっごい恥ずかしそーに「オサムちゃん」と呼ばれて、不思議・不覚にもドキッとしてしまう渡邊監督。
もちろん他の生徒ではなかった、初めての体験です。
「(アレ…?何や今の…)」と思いつつ照れを誤魔化すように武蔵の頭をわしわししてみたところ、今度は武蔵が思いっきり赤面。
それを受けて監督は二度目ドッキリ・またも「(いや…アレっ…?ナニコレ…!?)」となってしまう訳です。
自分でやっておいてときめきを感じてしまった渡邊オサム(27)。
武蔵は武蔵で、年上をちゃん付で呼ぶのなんて初めてのことだし、頭思いっきり撫でられる(かき混ぜられる)のも初めてだったわけです。
鏡見父はお堅い寄りの人だと思うので、あんまり褒めたり頭撫でたりなんてしたことは無かったのではないかな…と(妄想)
その上「(中3にもなって!中3にもなって、頭撫……っ!)」みたいな。
そういう右斜め上からの予想外の出来事に弱いうちのお兄ちゃんです。
恋のはじまり・・・ (強引にもほどがある)
この後は、監督は大人なので早い段階から”これは恋やな。惚れてしもたモンはしゃーない”とキッパリ認め、四天宝寺メンバーの助言を聞きいれ奔走します。(↑ダメ人間アピール)
武蔵はこれが何なのか分からなくてもやもやしているうちに、監督のダメさが異様に目についてしまい「せ、世話焼きたい・・・・・!!」と、恋とはちょっと違った方向へ進んでしまいます。
ですがそんな大きい子供っぽいところ・手のかかるところ・甘えてくるところなんかが可愛く思えてきてしまい、
さらにはきちんと監督(先生)業をこなすところ・真剣に怒ったりするところ・何気にキレ者なところ・本当はすごく頼れるところetc...も発見して毎日ときめきのとまらなくなる鏡見武蔵(15)。
黄昏た感じでタバコ吸ってるのがカッコイイだとか、意外に体が鍛えられてる(脱いだらすごい)…だとかで、
そう思った頃にはもうはっきりと自覚します。「(俺は、先生が好きだったんだ…)」と。
監督は武蔵の三枚くらい上手なので、自分からは言い出しません。
相手も自分が好きなのをとっくに気づいているので、武蔵の方から言ってくるのを待ち構えてるよ…!
多分すぐにオサムちゃん家にごはんとか作りに行っちゃう仲になると思います。
大丈夫かな。教師大丈夫かな… (大丈夫ではない)
せめて武蔵が高校生になってからにするべきだったか…! でもそれまで待てない…!!
障害が多いほど燃えるという話ですね!(えっ)
このカプは武蔵がオサムちゃんを好きすぎてどうしようもなくなっちゃう気がします。ああいうタイプはツボな人はホントどツボだからなぁ…
よって大バカップル…推奨!
実際オサムちゃんと武蔵が両想いになったら、当宅の白石と謙也は血の涙を流すと思います。