ヤンデレの白石蔵ノ介に死ぬほど愛されて
昨夜、『世にも奇妙な物語 秋の特別編』を観ていたら、いつの間にか世にも奇妙な世界に誘われていました。
つまりは寝落ちです・・・・・
『検索する女』 と 『自殺者リサイクル法』 が面白かったです。他にはっきり覚えているのがない
・『自殺者リサイクル法』
は、あの自殺者リサイクル機構とやらの赤スーツの女性…が、いつ
「Fuck you… ぶち殺すぞ・・・ゴミめらっ・・・・・!」
て言い出すかとざわ・・・ざわ・・・しました。
なにやらカイジっぽい雰囲気がして良かったです。
鬱オチだったのもまた…。福本先生監修かとorz
・『検索する女』
は、あの謎の男…松尾敏伸さんていうんですね、(←今調べた)がとても良かったですヤ ン デ レで・・・!
(ヤンデレというか根暗)
イケメンのヤンデレは……イイ…!!
イケメン…
イケメンといえばイケメン白石君ですよね。
白石蔵ノ介がヤンデレだったなら… おそらく真っ先に惚れていたと思います。
(それは白石とは言えん)
イケメン(美少女)のヤンデレは大河浪漫…!
(※ただし二次元に限る)
そんな流れで本日の妄想です↓↓↓
(白石がヤンデレというかストーカーというかそんな感じなのでご注意下さい)
-------------- (※ヤン白石注意) ------------------------------------------
「なあ鏡見、ここいらでちょお聞いときたいんやけど…お前、白石のことどう思っとるん?」
「どうって…普通に好きだな。いい友達だよ」
「……と・友達」
「…」
「…蔵リン…。ううっ、ご愁傷様…」
「こりゃあ浮かばれんな…」
「な、なんだよ?みんなして…何?」
「いやなぁ…あんな日がな一日ベッタァ~引っつかれとって、自分ナンも思わへんの?」
「アプローチも異常ですわ。そらもうキモい程です。つーかキモい」
「ええわぁ~アタシも素敵なメンズに言われてみたいわぁ。あんなアッツイ愛のコ・ト・バ…☆」
「いや…だって白石のアレは、単なるネタだろ?」
「「「「………」」」」
「…え、おま、ソレ……マジでそう思っとんの…?」
「笑いの為だろ?まぁ俺もちょっとどうかなって思う時あるけど、面白いから放っとく…。…て、違うのか?」
「蔵リ~ン、毎年命日にはお墓参り必ず行くからぁぁぁぁ」
「うむ…今は奴がせめて安らかに成仏できるよう、祈るしかあるまい…」
「鏡見さんて…鋭い人や思っとったけど、実は相当ニブかったんスね」
「あのな…白石がああなったんは、お前がウチ来てからやで?それまでは至って品行方正バイブル男やったんやから…」
”あんな白石見るのも初めてやし、お前にだけやで”
「そんなこと、言われても…なぁ」
んなワケないじゃんと思いながらも、なんとなく心の隅に引っかかるお兄ちゃん。
白石が、俺を?…友達じゃない目で見てるって・・・?
いや、ない。ないな。あいつはああいうキャラなんだって。面白くって面倒見のいい、ただの優しいヤツだろ。
それからは努めて意識しないようにしていても、やはり事あるごとにみんなの言葉を思い出してしまうのでした。
特に触れられた時に…
「おはようさん武蔵。さ、今日も張り切っていこか~!」 (肩抱きよせて)
「! あ、ああ…おはよ……。っと、あ~~~俺っ今日、日直だった~…ような気がするから、じゃなっ!」 (脱兎)
「あ、アレ…?…なんやねんアイツ…」
「…」
気になり始めたらそれだけがどんどん広がり、しかも悪い想像へと向かってしまいます。
ついには学校ではおろか、部活でもほとんど口もきかない日が増えてゆきました。
「…武蔵」
「白石…」
「一緒に帰らん?なんかまともに顔合わせんのも久しぶりやし。なんてな」 (笑って)
「え、あ……っと、今日は……」
「…具合でも悪いん?顔色悪いなぁ」 (手を伸ばして)
「そ、そう!ちょっと頭痛くてさ……だから悪いけど俺、帰るよ」 (一歩下がって避ける)
「せやったら送ってくわ。武蔵一人で帰れるか心配やからな」
「いいって言ってんだろ!!」
「…」
「…あ…ご、ゴメン。でかい声出して悪かった…じゃあ、な」 (走り去る)
「………」
(結局、今日も言えなかった…)
大切なことを伝えそびれてしまった上に、突き放してしまった。
アイツ…傷ついた顔してたな……
別れ際の白石の表情が思い浮かんで、胸が痛んだ。
(…そうだよな。今まであれだけ一緒にいておいて、いきなり…)
実際ここ数日、白石のことばかり考えていた。距離を置いてみて初めてその大切さに気付くなんて、虫が良すぎる。
だけど、辛かった。隣にあいつがいない生活は色褪せていてつまらない。
背を向けてばかりはいられない。ちゃんと向き合うべきだ。
あいつの心と、そして自分の心に。
明日会ったら…まず謝って、そしてきちんと正面から伝えよう。
決意をして幾分晴れた気持で階段を昇り切った途端、突然暗闇から伸びてきた手に羽交い絞めにされた。
「!!!………っ、し、らい、し…!?」
「遅かったなぁ。おかえり、武蔵」
「なんで、おまえ………く、苦しい、んだけど…ッ…」
「ダメやん、具合悪いのに道草食って、漫喫なんて寄ってたら」
「ちょうど武蔵の隣の個室、空いてて良かったわ。 あ、お前が読んどったあのマンガ、あんま面白ろなかったで」
「しかもこんな遅く、中学生が一人フラフラ歩いてたらあかんよ?越してきたばっかの武蔵は知らんやろけど、この辺はガラ悪いのもおんねんで。絡まれんと見張ってて良かったわぁ」
「は、離せっ…!」
「んーっ、この感触…久々やんなぁ。シャンプー変えたな?前のオレンジ系のやつ、俺好きやったけど。今のこの…サクラ?甘めの感じも合っとるなぁ。今度おそろいにしよな」
「ぐ…っ…、…やめ…手、どけろって…」
「あったかい…やっぱええわぁお前。…ん?少し痩せたか…?」
「……離せって…言ってるだろ!ふざけんなよ!!」
「…何?なんで避けるん?お前…俺を拒否するんか…?」
「…白石…おまえ…」
「ああ…そぉか。アイツらに聞いたんやな。俺が武蔵のこと、どう思っとるかを」
「……うん。…そのことで…俺…な、」
「ええよ、何も言わんでええ。俺な、実は覚悟してきたんやで」
「…覚悟…?」
「色々悩んだ末の結論や。アイツらの言う通り、俺はお前に心底惚れとる。それはもうどうしたって捻じ曲げられん」
「でもな、それももうお仕舞にする。毎朝毎晩武蔵のこと考えとんのなんて、体力持たへんわ。お前もええ加減しんどいやろ?付きまとったりするんも一切やめるな」
「白石…。あ、あのな?聞いて欲しいことがあるんだ。…俺、実は………」
「これからはずっと俺の目の前におるんやから」
「お兄ちゃんてば遅いんだからー…夕飯食べるの待ってるのに~」 (電話かけて)
(着信音が微かに聞こえる)
「なんだ、もう帰ってきてるんじゃん」
「お兄ちゃん?もー、遅くなるなら連絡くらいしなさいって、お母さんが………あれ?」
(廊下を見渡すけど誰もいない)
「…変なの。お兄ちゃんのケータイの音聞こえた気がするんだけどなぁ…。 ま、いっか」
(階段の隅に、叩き割られた武蔵の携帯電話が転がっている)
-------------- (※ヤン白石注意) ------------------------------------------
すみません…
なんかあんまりにもあんまりなので、別エンディングも置いておきます。
(途中から分岐)
【ヤンデレ強制更生エンド ~ 大阪の男やさかい、いつまでも待っとります ~】
「…………あああいい加減うぜえええこのバカ蔵っ!!!」 (ブチ切れる)
「…え。…む、武蔵…サン? …な……?」 (びっくり)
(唇…にしようと思ったけどやっぱりできなくて、武蔵から頬に軽くキス)
「…い、今はこれが精一杯……///;」
「か、カリオストロの城……」
「白石!あのな、よーっく聞けよ!」
「はぁ……は、ハイ?」 (面喰ってる)
「…俺の好きと…お前の好きは、種類が違うのは、それは知ってる」
「ウン…そやな。全然違うわ」
「でもたとえどうあれ、俺は白石が好きだ。それは確実に言える。だから、時間はすっ…ごい、!かかると思うけど、絶対受け止めてやるから…。
だから、それまで待ってられるよなっ!?」
「…武蔵…。ああ、俺はいつまでも待っとるから…」 (赤面、ほんのり涙ぐんで)
「泣くなよ…ばかだな」
「…はぁ。なんか怒鳴ったら一気に腹減った…。 お前もウチで飯食ってく?」
「いきなりご両親に挨拶か!参ったな~まだ何の準備もしてへんわぁ」
「バカだろ。いいよもう。じゃあな、また明日」
「いや、今日武蔵ん家の晩飯、チーズリゾットやろ。これはぜひともよばれなあかん。ほんで美味しく頂いたあとは息子さんを美味しくいただ(ry」
「やっぱり帰れ!! …って、なんで人んちの献立知って……おまっ、勝手に人のケータイ見るのヤメロ!!」
「み、見てへんよ~~~ なんかチーズの香りしたからチーズリゾットかなて…」
「直さないと絶交」
「すんませんでした。もうしません」
白石は隠れオトメンな(気がしなくもない)ので、こんなんもアリかなーと…!
武蔵は男前なので、ヤンデレくらい束になってかかってこい!!くらいは言ってくれそうです(そうか…?)
しかし無駄に長くなってしまった…。
ここまでお付き合い下さってありがとうございました……!