ダレハナとのクロストークで、お二人が復活してほしいものは?と聞かれた吾郎店長は、東京でのカールと回答、吉田さんは紺ハイソ(紺色のハイソックス)とおっしゃっていました。紺ハイソ知らなかった💦

 

✤オープニング

♪ Don’t stop me now / Queen +Adam Lambert

  開店早々「皆盛り上がってるかい!」とテンションアゲアゲの雰囲気、TRAD史上初めての太文字で台本が書かれていたということで、吾郎店長がんばって盛り上げていましたが、最後までは続かなかったようです。来日公演が続くというわけで翌日から公演のあるQueen +Adam Lambertの曲でオープン。

(違う曲が最初かかってしまい、吾郎店長が「曲が違うぜ!」とテンション上げてフォローされていました。)

 

三連休明けのこの日、吾郎店長が撮影にクランクインしたという一言がありました。どんなお仕事でしょう?今から楽しみです。

 

✤Today’s Music Recommended

この日のテーマは、「45周年記念企画 ガンダムとJ-POPの歴史」。スペシャルバイヤーとして、アニメ音楽ライターの澄川龍一さんに解説頂きました。

 

まずは1970年代から80年代にかけてのファーストガンダムの時代。「宇宙戦艦ヤマト」を始め大ヒット作品が続いたアニメブームの中で、沢田研二さんやゴダイゴなどのスターがアニメソングを歌うという、J-POPとアニソンの関係が始まった時期だそうです。ガンダムに関しては、わかりやすい子供向けの曲から、幅広く若者向けの音楽にしたいということで、谷村新司さん作やしきたかじんさん歌唱の「砂の十字架」といった楽曲が登場、歌詞の内容も大人向けになっていったそう。

80年代以降、アニメブームの中様々なアーティストが歌うようになり、実力派が歌う当時のサウンドを反映したものに変化していったとのこと。

♪ 水の星へ愛をこめて/森口博子

『機動戦士Zガンダム』後期のオープニングテーマ。作詞売野雅勇、作曲はニール・セダカ

 

80年代後半、大きな転換点として「シティハンター」をエピックソニーが手掛け、レーベルが抱えている若いアーティストをアニメでブレイクさせる手法が作られていったそう。中でも一気にブレイクしたのがTMネットワーク。

90年代は、ファーストガンダムから違う流れになり、アムロとシャアの物語が完結してアナザーストーリーや別世界のガンダムが作られるようになったとのこと。音楽的にはアニソンアーティストや声優さんが歌唱することが多く、小室哲哉さんのサウンドに影響を受けたデジタルサウンドが多かったそうです。

♪ Beyond the timeメビウスの宇宙を越えて/ TM Network

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌

 

2000年代、「ガンダムSEED」により第2次ガンダムブームになり、現在へとつながっていったそう。

♪ Invoke / T.M. Revolution

テレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」第1期のオープニングテーマ。西川さん自身もこの曲の大ヒットで再びブームを迎えることになったとのこと。

曲が流れている間、吾郎店長はシャアの髪型について盛り上がっていたそうで、好みの髪型について力説されていました。

 

2010年以降、アナザーセンチュリー物の様々な形のガンダムが作られる中、「機動戦士ガンダムユニコーン」を始め宇宙世紀物も度々作られるように。音楽はその時ヒットしているアーティストが手掛けていくようになり、デジタル物からロック調など、作品に応じて色々なサウンドが登場したそうです。最新TVアニメ主題歌を手掛けたYOASOBIもその象徴とのこと。現在公開中の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は19年ぶりの続編で、主題歌は小室哲哉作、歌っているのがTM Revolutionとガンダムの歴史を変えたお二人による曲とのことでした。 

♪ 祝福 / YOASOBI

『機動戦士ガンダム彗星の魔女』のオープニングテーマ。

 

ガンダム好きの吾郎店長が楽しそうで聞いているこちらも楽しくなってしまいました。店長は、時代と共に音楽の世界観も広がっているのが、ガンダムの人気が続く要因だったんですねとおっしゃっていました。ハサウェイもそろそろお願いしますと吾郎店長、澄川さんが「僕に言われても」と言いつつ、よろしくお伝えしておきますとおっしゃってくださいました。

 

♪ ラデツキー行進曲 作品228(J. シュトラウスI世)/ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤征爾

  小澤征爾さんの訃報を受け、その功績を偲んで、2002年ウィーンでの収録曲。

 

✤ お出かけトラッド

 横浜赤レンガ倉庫イベント広場から、「横浜ストロベリーフェスティバル2024」をご紹介。イチゴの森をテーマにした装飾で、スイーツやグッズなどが販売されているそうです。ドライブソングはイチゴが大好きというアーティストの曲→

♪ 恋衣 / imase

 

 

✤Entertainment Map

水曜日のカンパネラから詩羽さんがご来店。吾郎店長は、去年港区寄りの渋谷区の商店街でお見かけした気がするそうで、髪型とファッションでそう思われたとのこと。1年ぶりのご来店の詩羽さん、最近は疲れたらお笑いを見るようになったそうです。クリスマスにM1を見てからお笑いって面白いと思うようになったとのこと。ドラマや映画にも出演されていますが、演技では動きとか息遣いなど細かい所をを意識しなければいけないので歌とは違うそうで、誰かと同じ場所で作っていくのが楽しいとおっしゃっていました。

 

♪ 幽霊と作家 / 水曜日のカンパネラ

前週に配信リリースされた新曲、ドラマ『婚活1000本ノック』の主題歌。詩羽さんはドラマのナレーションも担当されていて、演技とも歌とも違った難しさがあるとおっしゃっていました。曲はサビの部分に音階があっていつもと違う難さがあったそう。

 

詩羽さんが好きな音楽について伺うと、普段新しい曲のチェックは、出演するフェスなどで出番がない時見に回ったりするそうです。最近注目している曲を紹介いただきました。

♫ aaa / Chilli Beans

  CD Japanフェスに出演日ではない日にも遊びに行って、かっこよすぎる!という出会いをしたそう。ガールズバンドで今一番かっこいいと思うバンド。

♪ 一揆 / NEE

  やはりCD Japanで、ご自身の2個前に出演されたのを見に行って、かっこいいと思ったエキゾチックバンド。

  紹介中に違う曲がかかってしまったので、改めてこちらをかけることになりました。

♫ 初恋 / Tele

  歌詞が独特で、句読点を打ったり繊細な言葉選びが良いそうです。

*最近の若者は句読点に恐怖を抱くマルハラなるものがあると聞いていたので、句読点がいいという詩羽の言葉がとても嬉しかったです。「句読点の美しさってあるよね」という吾郎店長の発言にも思い切りうなずいてしまいました。

 

水曜日のカンパネラは、来月には日本武道館で初の単独公演が予定されているとのこと。最近は音響もいいし、楽しんでと吾郎店長がアドバイス(?)されていました。

 

 

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