ダレハナとのクロストークで、何か勉強中の事ってありますか?と聞かれた吾郎店長は久々にギターと回答、ハマくんに教えてもらって新しい相棒が増えたそうです。吉田さんは牛タンがたくさんあって牛タンシチューをうまく作る勉強中とのことでした。

 

✤オープニング

♪ Doesn’t Really Matter / Janet Jackson

オープン早々、お店がアニメや漫画グッズで中野ブロードウェイみたいになってると吾郎店長、来日アーティストが来てくれた時用に吉田さんが揃えたそうですが、「そんなわけないから!」のノリツッコミが下手な吾郎店長でした。というわけで来日が予定されているジャネット・ジャクソンの曲でオープン。

 

週末に降った東京の初雪、吾郎店長は歩いていてお店に入る時に一瞬見たそうです。

 

✤Today’s Music Recommended

 この日は80年代グラムメタル特集、スペシャルバイヤーとして雑誌「BURRN!」の編集長広瀬和生さんに解説頂きました。

 まず広瀬さんにグラムメタルの誕生について伺うと、70年代後半にイギリスでパンクロックが出てきてハードロックが古臭いものとなってしまった時に、新しい時代のハードロックとしてヘビーメタルが誕生。それをベースにアメリカではおしゃれなグラムメタルができたとのこと。LAから発信されたのでLAメタルというのも間違いではないそうです。グラムメタルはエンタメ性が高くファッショナブル、歌詞はポップなものが多くラブソングや退廃的で、女性ファンが多かったのが特徴だそう。

 

♪ Kickstart My Heart / Motley Crue

グラムメタルを代表するバンドの曲。最高だね、ギターひずんでますね、よく聞いたと吾郎店長。

 

♪ In These Arms / Bon Jovi

今年デビュー40周年のボンジョビ。デビュー当時はアメリカから若いロックバンドが出てきた流れで登場したが、レコード会社がアイドル性を重視して、音楽もちょっと哀愁がかったポップな雰囲気が日本で人気になったそうです。広瀬さんは97年にツアーバスに呼んでくれて実現したインタビューが、一番心に残っているとのこと。

 

♪ Body Talk / RATT

広瀬さんがお好きなグラムメタルの曲。疾走感がたまらないと吾郎店長、皆ついてきてくれるかな?とおっしゃっていました。

 

グラムメタルは、87年にGuns N' Rosesが登場し、皆がまねするようになってグラムメタルが古いとなってきたそう。90年代に普段着のバンドがロックをやるようになり、メタリカの登場で終止符が打たれたとのこと。音楽シーンに与えた影響としては、女性ファンが増えて、ヒットチャートのメインストリームにハードロックが登場したことで、その後のロックシーンの間口が広くなったとのことでした。

広瀬さんによると、音楽シーンが変わっても未だに活躍しているグラムメタルバンドはボンジョビ、40周年なので何かやるのではないかといううわさがあるそうです。後は去年来日したモトリークルー。Guns N' Rosesはアクセル・ローズが我儘なので、気まぐれにやったりやらなかったりだそう。

 

♪ Somebody Save Me / Cinderella

最後は広瀬さん注目曲、ボンジョビが見出したバンドの曲。

 

ギター再挑戦を宣言した吾郎店長、ハマ副店長にフェンダーに連れて行ってもらい、レフティのギターを購入したそうで、この日の特集は本当に楽しかったとおっしゃっていました。

4時台にその時のことを詳しく話してくれて、ハマオカモト・モデルのストラップも購入したとおっしゃっていました。その後TRADの予定があるハマ副店長を車で送っていったそうです。TRADカメラ部だけでなくTRADバンドもいつかやりたいねとのこと。ぜひ実現して欲しい!

 

♪ わたつみ / CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

Spotify Radder Early Noise 2024で選ばれたアーティストの曲。バンド名はキューバのリズム名から名付けられたそうです。

 

✤ お出かけトラッド

 東品川寺田倉庫で開催中の「ゴッホ・アライブ展」を紹介。ゴッホの絵画をデジタルアートで観賞でき、大画面で細部までじっくり見られるそうです。ドライブソングは、ゴッホが歩いたかもしれないパリの通りにちなんでこの曲→

♪ Oh Champs-Elysses / ZAZ

 

✤Entertainment Map

 小説家のMIYAMUさんがご来店。バー事業や、インスタ等で恋愛相談もされているそうです。占い師としても活動されていますが、リクルートに勤めていた時代の先輩が占い師になっていて勧められてはじめたとのこと。2022年に小説家としてデビューするきっかけは、編集者にインスタグラムで声をかけられ1冊書いたことから。最新作「愛、執着、人が死ぬ」は、恋愛を煮詰めていくと執着など色々な感情が生まれ、どういう行動をとるかを書いた作品で、ご自身の話が多いかもしれないとおっしゃっていました。

♪ 通り雨 / れん

最新作と連動した20才のシンガーソングライターの曲。

れんさんいいですね、もしこの小説が映画化されたら主題歌ができてると吾郎店長。MIYAMUさんは、映画化されたら吾郎店長にやってほしいキャラがいるとおっしゃってくださいました。

 

♪ Hungry Spider / 槇原敬之

 MIYAMUさんの音楽ルーツより1曲、愛とはなんと難しいものかと思った大好きな曲だそうです。子供の頃はお母様の影響で槇原敬之、ポルノグラフィティ、福山雅治を歌詞カードを見ながら聞いていたそうです。学生時代はRADWINPSをはじめその時代のキラキラした曲、最近ではKING GNUを聞いているとのことでした。

 

この日の出演前にはSMAPの「オレンジ」を聞いて気持ちを落ち着かせたそうです。

 

MIYAMUさんはWAKAというフレグランスブランドも運営していて、能登半島地震へ被害にあわれた方に売り上げの一部を寄付しているそうです。

最後にMIYAMUさんから吾郎店長への質問:『窓辺にて』や『正欲』を見て、普通を生きながら後半に変だなと暴かれていく役が多いけれど、自分の中の普通という感覚をどうとらえていますか?吾郎店長は、普通であってはいけない風に思って育ってきたので、芝居にもそれが現れるのかなと答えておられました。MIYAMUさんは、小説を書く時に普通の人物も登場させなきゃ共感を得られないので悩むそうです。

そして、なんとMIYAMUさんは吉田さんのファンだった!吉田さんの結婚報告を知り会社を早退したぐらいだそうです。吾郎店長がこのことをいつ言うか、MIYAMUさんも吉田さんもドキドキしていたとの事でした。

 

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