お子さん中心のセッションですが
今月、セッションを受けた人の中に
愛着障害で悩んでいる方がいらっしゃいました
愛着障害とは、養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子供の情緒や対人関係に問題が生じる状態です。主に、虐待や養育者との離別が原因で、母親を代表とする養育者と子供との間に愛着が上手く芽生えないことによって起こります
私の中では
聞いた事がある障害でした👂
もちろん、セッションを行うことも出来ました
聞いたことが無くても
正式な病名があれば
セッションは可能です
しかし、
愛着障害とは
どんな病気なのか
私自身が
とても気になり
セッション後すぐに
本屋にて
愛着障害の本を購入し
また、ネットの情報などで
勉強させていただきました
愛着には
安定型(健常な発達)60%
不安定型40%
その内訳は
・回避型15%
・アンビバレント型10%
不安障害や不登校になりやすい
・無秩序型10-15%
↑ここを愛着障害と呼びます
境界性パーソナリティ障害になるリスクが高い
このまま成長していくと
大人の発達障害になりやすい
発達障害、うつ、不安障害、
アルコール・薬物・ギャンブル依存症、
境界性パーソナリティ障害、摂食障害、
自律神経失調症になりやすい
愛着障害も診断名としては2つに分類されます
*反応性愛着障害(反応性アタッチメント障害)
人に対して過剰に警戒するタイプ
人に上手く、頼ることが出来ない
社会交流があまりないと言う特徴は、
自閉症スペクトラム(ASD)に似た症状
*脱抑制性型対人交流障害
人に対して過度に馴れ馴れしいタイプ
無差別に甘える事が出来る
間違われやすい障害としては、
注意欠如、多動症(ADHD)と間違われやすい
発達障害の対応を続けていても
良くならないようなら
愛着障害も一度考えてみるのもよいかと思います
紙一重と言われるくらい
症状が良く似ていますが対応が違います
キチンと診断を受けていても、お子さんが判定中に気分むらは出てきますので
誤診の時があるかもしれません
愛着障害と言われる病気がここまで
いろいろな病気のモトになっていると
考えたこともありませんでしたが
今回は本当に
勉強する良い機会になりました
母との情の確認を
幼少期にしっかりと育むこと
または代わりの養育者がしっかりと
愛情を注ぐことで
子供達はしっかり
育って行けるのですが
今の家庭は
核家族やシングルが多く
昔のように祖父母がいるお家は
少なくなりましたね
やはり、昔のように人との関わりが
必要なんだとも再確認できました
母の代わりに愛を与えてくれる人が
身近にいるだけで
防げる病気かもと考えています
でも、無償の愛は貴重な物です
皆さんがの笑顔が増えますように