さくらコミュニティサービス ものづくりブログ
  • 15Jun
    • なぜなぜ分析

      前務めていた東京のシステム運用の現場で「なぜなぜ分析」という分析手法が採られていました。なぜなぜ分析とはトヨタ発祥の品質管理などの分野で用いられるヒューマンエラーを5段階掘り下げる原因分析方法です。システム障害を例にするならば、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2010年 6月14日○○システム○○メンテプログラム適用障害についての原因分析なぜ1:実行プログラムの環境変数が誤っていたから。 →なぜ2:実行プログラム生成の際の、作成環境を誤っていたから。  →なぜ3:別環境の作業と同時に行ったから。   →なぜ4:環境単位の作業分担において、作業者が申請書を見誤っていたから。    →なぜ5:申請書のレイアウトが見づらかったから。対策:申請書レイアウトを見やすいものに変更し、チェックリストを設ける。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー久しぶりになぜなぜ分析を作成したので、複数要因の部分とか省いていますが、だいたいこのような感じだったと思います。ヒューマンエラーによる障害の原因と対策を報告する際に、顧客あるいは上長に部やチームとして提出が求められていました。はっきり言うと、私はなぜなぜ分析が大嫌いでした。私だけでなく、システム運用に携わる人で好きな人はいないでしょう。それはなぜなぜ分析をする上で、これから書く問題に陥りやすいからだと思います。○なぜなぜ分析で陥りやすい問題点「真の原因を個人の能力や環境のせいにし、個人攻撃してしまうこと。」「Aさんが多忙による睡眠不足で、確認を怠った」や「Bリーダーの知識不足」等で締めくくってしまうと単純にその人の自信を奪うだけでなく確認漏れを防ぐためにチェックリストを作成するという愚かな対策に走ってしまうからだと考えます。チェックリスト制度にして安心するのはその作業を行わなかった担当や管理者が「この作業者はチェックリスト通りに作業したんだな」と作業者からある種の保証を得ることができるためです。業務過多時や反復作業でのチェックリストなど無意味ですし負荷にしかなりません。極端な話、チェックリストのチェックリストが必要になるという無限地獄に陥ることになります。上で私が書いた例は「申請書のレイアウトが見ずらいことが原因」と締めくくっています。しかし、人はミスをする生き物という大前提に立てば、レイアウトを変えてもミスをする確立が減るだけで、またミスをして、なぜなぜ分析をすることになるでしょう。上の例で、さらにヒューマンエラーが起きた場合ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2018年 6月14日 ○○システム ○○メンテプログラム適用障害についての原因分析なぜ1:実行プログラムの環境変数が誤っていたから。 →なぜ2:実行プログラム生成の際の、作成環境を誤っていたから。  →なぜ3:別環境の作業と同時に行ったから。   →なぜ4:作業者がチェックリスト確認を怠ったから。    →なぜ5:作業者が反芻作業でチェック内容を確認せず、作業していたため。対策:チーム内でダブルチェックをする運用に変更。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこのような感じで、運用手順が増えていきます。業務多忙→ミス→なぜなぜ分析に時間がとられる→早く終わらせるために個人攻撃→チェックリストなどの愚かな対策→手順が増える→業務多忙→ミス・・・この悪循環に陥りやすいです。ヒューマンエラーを題材にしているため、どうしても人のせいになりがちです。早い段階でシステム化対応の判断に繋げられればいいですが運用部門の予算は減価償却が通例でお金がないため一時しのぎのマンパワーでどうにかするということが殆どです。○なぜなぜ分析をする上で気をつけないといけないことなぜなぜ分析をする上で個人を原因しないという意識が必要ですがこれがなかなか難しいです。顧客や上長に早期の提出を求められ業務が忙しいにも関わらず個人を原因せずに分析しなければならない。「もう自分が辞めればいいんでしょ!」と楽になりたいがための発想に繋がりやすいです。なぜなぜ分析はヒューマンエラーを起こした人間にやらせてはならないと私は考えています。どうしてもやるのであれば、チームや周りの人間主体でシステムや仕組みにメスを入れる観点で行うべきです。ミスをしたら自分を責めたくなるのが人間の性でありそんな気落ちしている状況で主体的になぜなぜ分析をさせてもいい効果は得られません。○なぜなぜ分析を経験して私のいた前の職場は、なぜなぜ分析を導入したことで本質を捉えているもの捉えていないもの問わず、手順が増えミスをしたらなぜなぜ分析をしなければならないという業務の本質からズレた強迫観念を持っていました。その後、なぜなぜ分析を導入した管理職が様々な理由で左遷させられ、この文化は自然消滅しました。私はなぜなぜ分析をして思ったことは「詰まるところ、人間は必要ない」でした。ですので、業務の全自動化案を顧客を飛び越えてその親会社に提案しましたが、力不足で採用には至りませんでした。問題に対して、原因分析をして本質を捉えることは仕事をする上で必須ですがなぜなぜ分析のような、原因を必要以上に掘り下げていくような分析は正しく扱えないようであれば、もろ刃の剣であることを施策として実施している人には知ってもらいたいです。

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  • 08Jun
    • Windows7 OSのTLS1.2対応

      先日、利用していたクラウドサービスがTLS1.1以下の暗号化プロトコルでの接続をできないようにする対応が入り、その時、クライアント側で対応したことを今回書きます。Webブラウザ上で利用するサービスであれば、最新バージョンのWebブラウザを利用することで対応完了するのが殆どだと思いますが、Webdav等のOSにある機能から接続するサービスであれば、OSのTLS1.2対応を行わなければなりません。利用していたクラウドサービスがTLS1.1以下で接続できないようになり、Windows10のWebdavは接続できるが、Windows7では接続できない状態に陥りました。Windows7のTLS1.2は過去のWindowsUpdateで有効になっているのに、何故だろうと調べていると、Windows7で有効になっている暗号化プロトコルの中で、TLS1.1以下のものが高い優先度になっていて、TLS1.2で接続しようとしていなかったようです。レジストリの接続プロトコル優先度を変更する必要があるのですが、MicroSoftから変更バッチ的なものが公開されていました。<参考>https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3140245/update-to-enable-tls-1-1-and-tls-1-2-as-a-default-secure-protocols-inこのページの下の方の「簡単な解決」にある「Download」で手に入れることができます。これを実行したら、TLS1.2でのWebdav接続ができるようになりました。Windows7のTLS1.2を有効にしたのなら、ついでに優先度も変えておいてくれよ〜って思いましたが、このUpdate当時はまだ、TLS1.2対応されているサービスが少なかったのかもしれないなぁと思い、変更タイミングはユーザーに委ねたのかもしれません。ネットで調べても、Webdav接続に関するWindows7のTLS1.2対応方法が出回っていなかったので、もし、Windows7でサーバーやらサービスに接続できなくなったという方は試してみてはいかがでしょうか。※ただし自己責任でお願いします。💦 この内容によっていかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます。

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  • 31May
    • TLSをご存知でしょうか?

      TLSのことをみなさんご存知でしょうか?ネットワーク接続する際の暗号化プロトコルで、ブラウザのURL欄に鍵のマークが付いているページはSSLもしくはTLSで接続しているページになります。簡単にいうと、安全にweb等の通信をするためのセキュリティです。数年前からTLS1.1と1.0、SSL3.0は脆弱性が見つかり、TLS1.2に移行する動きが、世界的に始まっています。各種、外部サービスにおいてはサーバー側のTLS1.1以下のプロトコルは除外するようになってきました。エンドユーザーとしては最新のブラウザを利用することで、対応完了することが多いようです。しかし、ブラウザ以外での接続の場合、OS側のTLS1.2有効化を行わないと接続できないようで、私もWindows7のTLS1.2有効化に四苦八苦しているところです。Windows10よりWindows7の方が使いやすいので、Windows7を利用していましたが、徐々にWindows7もサポートが後手になってきているなと感じます。Windows10よりも使いやすいOSが世の中の主流になってほしいものです。

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  • 24May
    • 技術の進歩と扱う人間の意識

      こんにちは!さくらコミュニティサービス システム担当です。私が東京に住んでいた時、こんなことがありました。朝の通勤で自宅近くの最寄り駅で人身事故が発生し、電車が1時間停止していました。東京近郊では電車による人身事故は珍しくないのですがその時の人身事故の原因を聞くと、携帯電話を見ながらホームを歩いていた会社員が足を踏み外し、線路に転落。後続の電車に轢かれたということでした。携帯電話は20年程前から爆発的に普及したツールですがながら見歩きで言うと、昔なら本や新聞などが対象だったのかもしれません。ここ数年ですと、ポケモンGOなんかも色々な意味で話題になりましたね。技術が進歩し、便利な道具を持つようになっても人の意識が技術の進歩についていかなければ、今後も扱う道具が変わるだけで同じようなことが起きるのだろうと思います。冒頭の人身事故は、手に持つ物が変わっただけで、昔から人の意識は変わっていないというお話ですが、新しい枠組みの技術が登場し、習慣が変わるようなことがあった場合は、もっと扱う物のリスクを意識しなければならないでしょう。このように人が意識し続ける事さえ、不要となる仕組みやシステムが出てきたら、いよいよ人間は考えることを止めていくのかもしれません。システムの仕事をしているとどうしてもリスクの方に目がいってしまいLineもここ半年で仕方なく始めたような私ですが道具に扱われる人間ではなく道具を扱う人間でありたいですね。

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  • 17May
    • システムの性能向上とそれを維持する人々

      こんにちは!さくらコミュニティサービス システム担当です。気象庁のスパコンが6年ぶりに更新され従来の豪雨発生予想が6時間前に算出されてたのが15時間前に算出されるようになるとのことで、従来よりも避難警報が早く出せるようになるそうです。6年を節目にしたシステム移行は私も経験したことがあり、開発者や利用者の新しいことがしたいという要望により、システム運用手順は性能向上に合わせて増えていきました。システム移行による利用者の省力化に反して、そのシステムを支えるエンジニアや開発者の仕事は増えていくということを、IT業従事者なら経験したことがあるかもしれません。開発のための人員増加ならまだしも、システム保守のための人員増加は難しい現場がほとんどだと思います。気象庁のスパコン更新は私が経験したものとは異なるでしょうから、一概には言えませんが、できることが増えるというのは、雇用機会が増えるという側面と、負担増加による離職率増加という二面性を前の現場で感じました。単価の安い若手SEが配属され使い古されて辞めていき、部品を変えるように新しい若手SEが配属される。IT業界の人材の入れ替わりが激しい理由の一つなのかもしれません。

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  • 10May
    • MotoGPをご存じでしょうか

      MotoGPとは世界のバイクメーカーがプロトタイプマシンを開発して、世界各国のサーキットで競争をするバイクレース最高峰の世界選手権です。MotoGPで走らせるプロトタイプには、ここ10年程で 電子制御システム が導入されました。「電子制御システム」はコーナーでのハイサイド転倒のリスクを減らすトラクションコントロール機能やウィリー制御、スタート制御など選手の操縦をカバーするシステムです。昔に比べると、ハイサイド転倒は少なくなりました。ミスをカバーする仕組みなので選手の力ではないという意見も当初はありましたがケガや死亡事故につながるリスクが減ったのは選手やファンにとっても良かったと思います。現在、電子制御システムは市販車にも導入されています。プロトタイプの技術が市販者にフィードバックされ、一般人でも性能の向上を感じられます。年々市販者バイクの性能が上がっていますが日本のバイク文化が下火になりつつあるのが残念です。免許取ろうか迷っている方バイク購入するか迷っている方バイクは楽しいですよ。(私は手放しましたが・・・)

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  • 26Apr
    • Salesforce北海道ユーザー会

      こんにちは!株式会社 さくらコミュニティサービス SE担当です。先日、Salesforce北海道ユーザー会に参加してきました。その中で、大阪のユーザーは、ユーザー間のコミュニケーションが活発でSalesforce運用スキルが高いということを聞きました。お互いの疑問点を共有することで知恵を出し合えるコミュニティが構築されているとのことです。同様のコミュニティ創りを目的としている北海道ユーザー会に参加してきたわけですが、Salesforceに限らずシステム導入と定着化の難しさを体験談として聞くことができ、情報システム分野で働いている人間にとって非常に有意義なユーザー会でした。Salesforceは様々な業種の企業が導入しており業務に活用しております。しかし、使い始めた人にとっては設定や運用方法が難しいという側面もあります。Salesforceの運用や設定方法にお困りの方は、1人で悩まず、定期的に開催されるユーザー会やCRMコミュニティで質問されるのはいかがでしょうか!

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  • 19Apr
    • スマホ変えました

      私事ですが、この度スマホの機種変更をしました。大学時代から使っていた大手キャリアを辞めて、今はやりの格安スマホにしています。新しい機種であり、またそれまで使っていたキャリアのアプリが使えないこともあり、慣れるのに時間がかかっておりますが、格安スマホにありがちな通信速度の低下も感じず快適な使い心地で概ね満足しております。それでいて料金が今までの約半額なので大満足です。そしてその携帯キャリア参入ですが、このたび楽天が新たに1.7GHz帯の周波数を得て、携帯電話事業に参入し、2019年からサービスを開始することとなりました。ドコモ、au、ソフトバンクに次ぐ第4の携帯キャリアとなる予定です。この楽天が携帯キャリア企業として成功するかはともかく、ユーザーにとっては多くの選択肢が広がり嬉しい状況になってきましたね。<参考>https://japanese.engadget.com/2018/04/06/1-7ghz/

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  • 12Apr
    • 文章校正もAIの時代

      みなさん大学のレポートや会社の資料作成で文章を書くことがある方は多いのではないでしょうか?そしていざ文章を作成して提出という段階で誤字や脱字に気付くといった経験はないでしょうか?私も資料を印刷してから「あっ!」と気付いた経験は多いです。Wordなどの文章作成ソフトには校閲機能が備わっているものがありますがあくまで補助的なもので単純な文章の誤りや表記ゆれ程度しか検出できません。こうした文章確認が難しい理由として日本語が世界的に見て難しい言語に分類されるのも1つの理由かもしれません。日本語は文法、スペルなど表現方法が豊富で中国語、アラビア語と並び、覚えることが難しい言語に分類されています。前置きが長くなってしまいましたがその難しい日本語に対してAI技術を使って誤字脱字チェックがこの度リリースされるそうです。このツールはディープラーニングにより「正しい文章」を学習しその学習データを基に『次に来る正しい単語』を予測し続けて予測にない単語がくるとそれが引っかかるという仕組みだそうです。月額利用料金は1,980円だそうです。毎日多くの文書を書かなければならない方は是非使ってみてはどうでしょうか?<参照>https://webtan.impress.co.jp/e/2018/04/12/28675

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  • 05Apr
    • 「トロッコ問題」ってご存知ですか?

      「トロッコ問題」という言葉をご存知でしょうか?イギリスの哲学者、フィリッパ・フットが提起した「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という倫理学の思考実験だそうです。自動車の自動運転の技術が進歩してきた昨今、注目されている問題です。「トロッコ問題」の詳細はWikipediaを見て頂ければ図入りで解説されていますので詳細は省きます。Wikipediaの例を簡単に記載すると以下になります。・制御不能のトロッコの前方の線路上に 5人の作業員がいて、 このままでは轢き殺される状況です。・トロッコと5人の作業員の間には分岐路線があり Aさんがその分岐の切替器のすぐそばにいて トロッコの進路を変えることができます。・ただし分岐路線上には1人の作業員がいます。 切替器で分岐路線にトロッコを誘導した場合 その1人の作業員が轢き殺されてしまいます。さて、あなたがAさんならどう行動しますか?1.何もせずにそのまま5人の作業員を見殺しにする?2.切替器を操作して分岐路線にトロッコを誘導して  5人の命を守るために1人の作業員を犠牲にする?自動運転においてこの「トロッコ問題」が注目されているのはこのAさんに該当するのが自動運転を制御するプログラムに該当するからです。おそらく人間が議論しても万人が納得する答えが出ないこの問題をプログラムが判断しなければならないのです。命のないプログラムが人間の命についてどう判断を下すか?近い将来、その答えが見られるかもしれません。

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  • 29Mar
    • 今後の開発の方向性

      3月14日から3日間、東京ビックサイトで開催した介護の展示会、CareTEX2018に参加ましたがようやくその集計が集まってきたところです。3日間合計で3桁を超える来場者と名刺交換を行い50名以上の方からアンケートを頂きました。そのアンケート結果としてはやはり昨今の市場を反映して、人手不足や業務効率化を現場の課題として考えている方が多くいらっしゃいました。今回アンケートを取ったのは主に経営者が対象ですが、現場でも多くの方が人手不足を感じているようです。<参照>https://kaigorobot-online.com/contents/93そして人手不足を感じていいる原因としては「一人当たりの業務量が多い」ということで、現場としても業務効率化は必須の状況となっているようです。今回弊社ブースに来て頂いた方はAIに興味を持ってこられた方が多かったですが、それに劣らないぐらい介護記録の負担軽減が出来ないかという具体的な理由で、アプリを目的にした人も多くいらっしゃいました。「いかに記録負担を軽減するか?」今後のアプリ開発の方向性に大きなヒントを得られる展示会でした。株式会社さくらコミュニティサービスhttps://sakura-cs.comものづくり事業 丸山でした!

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  • 22Mar
    • アメリカの自動運転時研修に死亡事故

      アメリカのライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズが行っていたアリゾナ州での公道実験で歩行者をはね死亡させる事故が発生しました。自動運転、規制に影響も ウーバー初の歩行者死亡https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2835911020032018000000/これを受け、トヨタ自動車が公道実験を中止するなど自動運転に取り組んでいた他のメーカーにも影響を及ぼす事態となっております。アリゾナ州は道路が広く区画も規則的に配置されており自動運転の難易度は大都市に比べはるかに低かったそうですが歩行者の急な飛び出しにより事故となったそうです。自動運転にかかわらずAIを進歩させるカギはデータの量になります。現在開発に取り組んでいる介護アプリでも苦労している点ですが如何に多くの、そしてあらゆるパターンのデータを集めそれを学習させるかがAIを開発する上で重要なファクターとなります。私見ですが今回の死亡事故は飛び出しなどのイレギュラーのパターン学習が不足していたことが原因の1つかと想像しています。最近もてはやされているAIですがいつの時代も新しいものを生み出すのは苦労が多いものです。

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  • 15Mar
    • CareTEX 2018 に 介護アプリ 展示中!

      3月14日から3日間東京ビックサイトで開催しています介護の展示会CareTEX2018に参加しております。そこで現在開発中の介護アプリCareViewer(ケアビューア)を初お披露目しました。展示会の参加自体が今回初めてということもありいろいろと準備不足の状態での参加でしたが多くの来場者に弊社ブースに訪問していただきました。おかげさまをもちまして用意したパンフレットが初日で半分以上なくなってしまったという嬉しい悲鳴を上げております。今回は残念ながら試作品ということもありAIの機能は訪問いただいた方にお見せすることはできずまたお見せできたCareViewerも不完全な部分が多かったのですが訪問いただいた方には貴重なご意見を多数いただきましたので今後の開発に生かしていきたいと思います。また弊社の高橋さんが講師でセミナーも開催しこちらも盛況で多くの来場者に来ていただきました。こちらに関してもAIに関することがテーマということもありセミナー終了後に高橋さんは質問攻めにあっておりました。介護業界でのAIの注目度の高さを実感しました。まだ本日も含めて2日間ありますのでより多くの方にCareViewerに興味を持っていただけるよう頑張りたいと思います。

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  • 08Mar
    • 自動運転車の事故の責任は誰?

      自動車メーカーではいろいろと開発を行っている自動運転ですが、最近のドライバー不足を反映してか日本郵便でも自動運転の実証実験が開始されました。実証は千代田霞が関郵便局を出発して西新橋郵便局を経由、銀座郵便局までのルートで行われるそうです。自動運転車による郵便物等輸送の実証実験(日本郵便)http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2018/00_honsha/0305_01.html高速道路とかではなく人が多い道での実証なので、どのような経緯となるか非常に気になるところです。現時点でどこまで出来るかはわかりませんが、技術的にいよいよ無人運転が実現出来るとなると今度は法律的にどうするか?という問題が出てきます。つまり事故が起きた時に責任をとるのはドライバーなのか?自動車メーカーなのか?ということです。現在販売されている自動運転技術の車では、事故が起きたときの責任は全てドライバーとなります。しかしドライバーが責任を負わなくてはならないのであれば、車には乗っている必要があり、本当の意味での無人運転は実現できません。そして仮に自動車メーカーにも責任が発生する形の法律が出てきた場合、自動車メーカーの研究室の中で開発している技術者に、事故の責任(最悪の場合は死亡事故となるので命の責任)もかかってきます。例えばどの方向に回避しても人がいる状況で、どの様に車を動かすかということを技術者は残酷にプログラムする必要が出てくるかもしれません。果たして未来の技術者はどのような答えを出すのでしょうか?

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  • 01Mar
    • 倒れないバイク

      自動運転と言うと四輪の"自動車"をイメージする方が多いと思います。そんな中、大手自動車メーカーであると同時に二輪メーカーでもあるホンダが"自立できるバイク"を開発し話題となっているようです。こちらは正式には自動運転技術ではなく、低速走行時や停止時のふらつき、取り回し時の転倒を防ぐ技術だそうですが、公開されている動画をみると無人で低速走行を行ったり、停止状態でも自動でバランスを取って倒れることを防いだりと、車の自動運転技術と組み合わせれば直ぐにでも公道での無人走行が可能と思わせるような技術となっています。ベースとなったのは有名な二足歩行型ロボット「ASIMO」の研究開発で培われたバランス制御技術だそうです。こういった目で見て解る先端技術はとても面白いですね。ホンダがこのバイクを開発した狙いとしてはバイク人口減少に歯止めをかけたいことだそうですが、これだけ面白い技術は世間に十分にアピールできたのではないでしょうか?<参照>“ホンダの倒れないバイク” あまりの大反響に中の人が「びっくり」 開発の狙いは(動画あり)http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1701/10/news036.htmlぜひご覧ください!

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  • 22Feb
    • もし痴漢に間違えられたら?

      男性諸君、「もし痴漢に間違えられたら?」と思ったことはありませんか?男なら一度は痴漢の冤罪について思ったことはあるのではないでしょうか?痴漢冤罪をテーマとした映画『それでもボクはやってない』(2007年)や、つい1年前には「痴漢」と叫ばれ、線路に逃走。電車に轢かれて命を落とした人がいるなどいつ自分の身に降りかかるか分からないものです。またもし痴漢冤罪に巻き込まれると、弁護士でも『立ち去るべき』とアドバイスする人がいるなど、その後の無罪の証明には困難が伴うものです。そんな痴漢の冤罪を防ぐためのITサービスがこの度開発されたそうです。その名も「痴冤証明(仮称)」(遅延証明にかけているのですかね?)です。カメラ2個を内蔵したブレスレットを両手に装着し、万が一痴漢に間違えられる事態が発生した場合、録画した映像を基に弁護士作成の「冤罪証明書」が発行されるというものです。また動画データは警察に資料として提出することもできるとのことです。「自分は大丈夫!」とお思いの方も万が一を考えて購入してみてはいかがでしょう?痴漢冤罪防止サービス「痴冤証明」 機器も開発https://mainichi.jp/articles/20180216/k00/00e/020/387000c

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  • 15Feb
    • AIで義理チョコ判定!

      昨日はバレンタインでしたがみなさんいかがだったでしょうか?もらったチョコレートが義理か本命か?AIでその判別を行う試みが情報共有サイト「Qiita」で公開されて話題になったそうです。その結果、ハート形やピンク色という特徴があると本命の確率が90%以上。色の種類が少なく形状がシンプルなものは(ブラックサンダー含む)義理の確率が90%以上という特徴がわかったそうです。なんか結果だけ聞くと当たり前の傾向のように思えますが、感情などの主観的な判断が入らないので、義理チョコを本命チョコと勘違いなんていう恥ずかしい勘違いが防げます。このAIの開発を行ったひよこさん(@hiyoko9t)もそのような勘違いをなくし無用なトラブルを防ぐことが開発の動機だったそうです。今のところこのAIは公開されていませんが、もらったチョコが義理か本命かどうしても気になる方はひよこさんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?<参考>https://qiita.com/hiyoko9t/items/089c3c828b2d3b04f756

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  • 08Feb
    • 宇宙空間のIT技術は意外とローテク

      先日アメリカの宇宙開発のベンチャー企業「スペースX」が、同社が開発したロケット「ファルコンヘビー(FalconHeavy)」の打ち上げに成功したことがニュースとなりました。このファルコンヘビーはこれまでのロケットと比べ、2倍の打ち上げ能力があり、今回搭載した荷物の中に米テスラ社の電動スポーツカー「テスラ・ロードスター」*があったことが話題となっております。*アメリカのテスラが製造・販売しているスポーツカータイプの電気自動車宇宙開発というと最先端技術を使っているというイメージがしますが、実は意外とローテクなものが使われているそうで、ちょっと驚きました。それは宇宙探査機などに搭載されるコンピューターについてです。現在コンピューターで動作するプログラムを開発するためのプログラミング言語の主流は「Java」であり、人気という点では「Python」などが延びてきていますが、宇宙開発においては「C言語」だそうです。理由はPythonやJavaのようなインタープリタや仮想マシンを必要とせず低リソースで動作することと長年の技術蓄積。つまり「信頼性」とのことです。またそのプログラムが動作するコンピューターについても1990年台後半に開発されたCPUの改良版が使われているそうです。新しいCPUを使うと色々なバグがあるためだそうです。信頼性が必要な場面では新しい技術ではなくあえて“枯れた技術”を使うことがありますが、宇宙開発もその1つだったのですね。<参考>https://headlines.yahoo.co.jp/

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  • 01Feb
    • 最近お騒がせの仮想通貨って?

      年初のビットコインの暴落や先日の仮想通貨取引所「coincheck」での不正アクセスなど最近何かと話題になっている仮想通貨。みなさんの中には投資している方はいらっしゃるでしょうか?そもそも仮想通貨ってどんなものでしょうか?私もよく解らないのでWikipediaで調べたところ。各国の行政機関で色々と定義づけされているようです。ヨーロッパ中央銀行では仮想通貨を「未制御だが、特殊なバーチャルコミュニティで受け入れられた電子マネー」としているそうです。また、米国財務省金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)では「本物のお金」の対義語と位置づけているそうです。さらに欧州銀行監督局は「デジタルな価値の表現で、中央銀行や公権力に発行されたもの(不換紙幣を含む)でないものの、一般の人にも電子的な取引に使えるものとして受け入れられたもの」としています。要するにこれまでの国が発行していたお金とは異なるけれど、"特定の人々が価値があると認めたお金のようなもの"ということでしょうか?この"特定の人々が価値があると認めた"というのが普通のお金と異なる仮想通貨の大きな特徴の様です。年初のビットコインの暴落はわずか1日でビットコインの価値が約半分になりましたが、円やドルなどの普通のお金(通貨)ではここまでのことになることはありません。国の発行するお金(通貨)では急激な価値の変動があった場合、国の通貨当局がスムージングオペレーションと言われる変動幅が小さくなるような介入を行い安定化を図るからです。また、国が保証するため価値がゼロになることはまずありえません。仮想通貨ではこの国の介入や保証がないため、価値があがるときには一気にあがり、暴落するときもあっという間になるというわけです。仮想通貨で一儲け!と考えている方はあくまで自己責任で行いましょう!

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  • 25Jan
    • 誤解していませんか?「自動ブレーキ」について

      最近、各自動車メーカーが「自動ブレーキ」や「ぶつからない車」を盛んに宣伝しています。自動運転技術の一つであるそれら装置のおかげで事故に会わずに済んだという人も多いかと思います。一方、その名称のせいで誤解している人が結構いるそうです。少し古いデータですが、「自動ブレーキ」や「ぶつからない車」を「前方の車や障害物等に対し、車が自動的にブレーキをかけて停止してくれる装置」と考えている人が約4割もいるというアンケート結果が出ております。もちろん条件によりきちんと停止することもあるのですが、トヨタのホームページでも「システムには限界があります。システムを過信せず、安全運転を心がけてください。」と注意書きが書かれている通り、これらの技術はあくまで安全運転を「支援」するものであることを理解していないと、思わぬ事故に遭遇してしまうかもしれません。どんなに進歩した技術の車に乗っても、最後に責任を取るのはドライバーです。スピードを出さずに余裕を持った運転を心がけましょう。<参考>【衝撃の事実】ドライバー2人に1人が「自動ブレーキ」を誤解インフォグラフィック「自動車の未来」を公開http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2016_11.htm

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