先週の日曜日は娘と近所のイベントへ。
毎年家族で行っていましたが、今年はお友達と約束をしているというので、私は軽い付き添いで行きました。
小学校3年生ともなると、子供だけで来ている子もいて。今回は私の存在が疎まれることはなかったけど、「ママは来ないで」と言われる日も近いかなと思う。
遊んだ後はお友達と我が家で遊びました。
念のため朝から部屋を片付けておいて良かった楽しそうでなによりでした。
月曜日は午前中、歯医者で定期クリーニング。
そのまま買い出しに行って、午後は家のことをあれこれと。気がつけば娘の帰宅時間でした。
5月までは月曜日に習い事がないので
帰宅した娘とのんびり過ごせます。
この日は雨穴さんの動画を一緒に見て
キャーキャー言いました。
夜、私がうまく寝られなくて部屋でスマホを見ていたら、娘がムクリと起き上がり
「そんなところで寝たら風邪ひくよ」
と言って、また寝てしまいました
8年前には赤ちゃんだった娘から
お母さんみたいに怒られた!
火曜日は午前中、娘が新しく始める習い事、
バイオリンの備品を買いに行きました。
バイオリン本体は先週中古で購入したので、この日は専門店で弦・肩当て・松脂・譜面台を購入してきました。
バイオリン屋さんに行くのは初めてで緊張しましたが、お店の方が優しく親切で安心して購入することが出来ました。はー、良かった。
ほっとして、家に帰りお昼ごはん。
大好きなタイカレーを食べました。
とりあえずこれで、レッスンを受けることは出来そうで一安心しました。
しかしこれからどうなることやら。
先週の通勤本
「自転しながら公転する」山本文緒/著
少し前、母に山本文緒さんの「無人島のふたり」を紹介してもらい読んだら、凄く凄く良くて、他の作品も読みたいなと思い読みました。
「自転しながら公転する」は
主人公の30代女性の都が、恋愛・仕事・家族の中で悩みながらも進んでいくお話し。
普段、恋愛小説を読まないので、なかなか読みにくくて、他の本を挟みながらトロトロ読み終えました。都ちゃんの恋人、貫一の悪い人じゃなさそうなんだけど肝心なところを話さない感じ。色々あるけどこの人しか好きになれないんだよなぁって気持ち。読みながら旦那と付き合っていた時のことを思い出しました。
恋愛って独特な体験だなぁと思います。他の人間関係では生まれない感情が発生する気がします。
それを小説の上で体感させられる山本文緒さんの筆の力、凄い。
並行して読んだもう1冊
主人公の十和子は15歳歳上の夫陣治を小汚い、無能と軽蔑しながらも、その少ない稼ぎに依存し自堕落な生活をしています。そんな十和子を献身的に愛し執着する陣治。
十和子には忘れられない昔の恋人黒崎がいます。陣治とは違い、美しく洗練された人。
ある日ふとしたきっかけで、黒崎が行方不明になっていることを知ります。
そんな中、不倫相手に起こる数々の嫌がらせ、常に感じる背後からの視線、断片的に蘇る記憶、陣治の底が見えない暗い穴のような目…
映画も凄く好きだったんですが、小説も良かった。小説になると主人公十和子の心の声が書いてあるから、より気持ちがわかりやすかったです。
十和子の陣治への嫌悪はまるで思春期の子供が父に向ける気持ちのようで。嫌っても嫌っても絶対に嫌われない自信があるからこその嫌悪のような。
映画を観た時も、
小説を読んだ時も泣いてしまいました。
大好きな作品です。