ここのセラピストからの課題、摂食障害だったころの自分に、今の自分から手紙を書くというもの。自分のせい、自分が悪いと思っているその時の自分、まだそう思い続けている自分に対して、他の子に言ってあげられるような、そんな手紙を書くようにと。

 

これはなかなか難しい。今の自分も、まだその時の自分を責めているところがあるから。でも、本当は、誰かに助けてほしかった、自分の大変さをわかってほしかった、拒食をして体重を減らす以外、方法をしらなかった、身体も心もボロボロになって、やっと大変な仕事から解放された、周りも心配してくれるようになった。一言言葉で言えれば簡単なことなのに、それがどうしてもできなかったし、言いたい相手、言える相手もいなかった。助けてくれようとする人もいなかった。助けてくれると思った人は、ただ性的に利用されただけ。

 

やっとやっと、そんな自分に対して、手紙が書けた。一生懸命やったよね、悪くないよ、それしか方法がわからなかったんだから、って・。今は、同じ摂食障害でも、たくさんの人が助けてくれている。それが、その時の私は欲しかったんだっていうのが、よくわかる。

 

だから、これからは、私が守ってあげる。私が、実際にここで助けてもらっていることを、過去の私にも、困っていて、苦しんでいる私にもしてあげる。だから、ごめんね、もう大丈夫だよ、と。

 

ほんの少し、私のことを大事にしてあげようかと思えるようになった。