櫻葉❤
、、、です☆もちろん！
ですが、いろいろ、、、絡みが出てきます。
本当に何でも大丈夫！って方のみお進みください
ご理解あるかたのみ、お気をつけてどうぞ☆
はじめましての方へ→ こちらへ
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Side M
あの日。
ーーお待たせいたしましたーー
扉が開いて
しょうちゃんが部屋に入ってきた瞬間を思い出す。
瞬間
僕はもう身体中が痛かった。
どうして痛いのかもわからなかったし
どうしたらいいかもわからなかった。
でも、、、
「そんなの、、、」
しょうちゃんの手のひらや指先や
ごくりとワインを飲み干した姿、、、
僕は忘れられなかった。
忘れられなくて、、、
僕は
ひとりになった。
「そんなの僕が知りたい」
恋に落ちるのに
人を好きになるのに
理由も時間もいらないんだって
あのとき知った。
理由なんて知らない。
ただもう釘付けになって、、、
僕のコントールできないところで
僕の見ている風景が
変わってしまったんだ、、、
「俺さ、、、一目ぼれって意味わかんねーんだよな」
「、、、」
「よく知りもしないで好きって、、、どうしてだろって思う」
、、、よく、、、知りもしないで、、、
確かに、、、
僕はしょうちゃんこと、
本当に知らないことばかりだけれど。
「、、、僕」
「、、、」
「僕、、、しょうちゃんが好き」
わからないけど、、、わかる。
「理由はわからないけど、、、
好きなんだってことだけは
いま、、、よくわかってるよ」
、、、しょうちゃん、、、
うまく言えないけれど。
僕の想いが伝わると良いなと思った。
何も言わないしょうちゃんを
僕はただ見つめる事しかできなかったけれど。
「僕はしょうちゃんが好き」
まっすぐに
ただ伝えるだけは
僕に出来ることだから、、、
「、、、まぁ、、、ありがとな」
「、、、」
スッと視線が外れて
しょうちゃんはグラスの飲み物をごくりと飲んだ。
「っとにかく僕、がんばるから」
「、、、無駄だと思うけど」
「やる前から諦めないっ」
「ww お前ってけっこう根性あんのな」
「いま僕をちょっと好きになった？」
「ははっ、、、なんだよそれ」
「だって褒めたでしょ？」
「褒めるのと好きは違うだろう？」
「「ww」」
食事をしている最中
しょうちゃんはたくさん笑ってくれた。
僕はそれがとても嬉しくて。
だから僕は
これから
たくさん笑おうって決めた。
出来ることをするしかない。
4か月、、、僕は全力で
このヒトと向き合おう。
僕はひとり
そう決めた。