櫻葉❤
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Ｓｉｄｅ A
しょうちゃんが、、、いなくなってしまった部屋。
広い、、、
清潔なその部屋は
ひどく息苦しい。
裸のまま
しばらくベットから起き上がれずに横たわって
しょうちゃんの匂いを吸い込んだ。
、、、しょうちゃん、、、
無意識に左肩を掴んで
息を吐く。
ついさっきまでしょうちゃんと繋がってたソコから、、、
ナカにいっぱい注がれた
あったかいしょうちゃんの液体が
溢れ出るのがわかる。
「はぁ・・・・・」
その溢れた白い液体を指で絡め取り、
萎んだ自分に塗り付けていく。
、、、服を着なきゃ、、、
頭ではわかってるのに
動かすその手を止められない。
「っ・・・・・」
しばらくそのまま、、、
ベットの上。
本当はそのまま
目を閉じて
しょうちゃんの余韻に全身を委ねていたいけど、、、
、、、もう、、、タイムリミット、、、
濡れる手を
ソコから離した。
ゆっくり起き上がって
どうしてもシャワーは浴びたくなくて、、、
濡れるタオルで軽く身体を拭いた。
本当は落としたくないしょうちゃんの、、、
鏡の前。
自分の全身が映る。
白くて、、、
ホント、、、どこもかしこも。
真っ白な肌。
、、、いまは。
【雅紀は白くてキレイだ】
しょうちゃんの声がする
【でもココはピンクでイ ヤラシイ、、、】
、、、しょうちゃん、、、
裸の自分を抱きしめて
さっきのしょうちゃんを思い出した。
さっきまでの行為で何度も何度も果てたソコは
萎んだままだけど、、、
目を閉じて
しょうちゃんの紅い瞳を思い出す。
「はぁ・・・」
ゾクゾクする快感がこみ上げてくるのを
しばらく全身で感じた。
床に脱ぎ捨てた服を拾って身に纏う。
さっき、、、しょうちゃんが脱がしてくれた、、、
純白の
オレには似合わないその服。
薄いシフォンの柔らかいソレを
左肩にかける。
ふわりと肩にかけただけなのに
なんだかとても重いものがのしかかっている気がして、、、
また
左肩を掴んだ。