こんにちは。
渋谷区議会議員の橋本ゆきです。
昨日から令和3年第4回定例会が始まりました!
定例会初日では
区長発言と自民党さんと私の所属する会派シブヤを笑顔にする会の代表質問がありました。
毎回恒例、
渋谷のイマの課題がよくわかるので、
区長発言に沿って渋谷のホットトピックをご紹介していきます!
1. 感染症対策について
新型コロナウイルスワクチンの接種率は74.2%になり
新規感染者も7日連続で0になっています。
並行して第6波に向けて保健所の人員を強化中で、
12月に3回目のワクチン接種の対象となる方には接種券を送付済みとなっています。
そしてそして!
区内の事業者への支援がさらに追加されていく見通し。
経済活動を回復させていくために、
飲食店に加えて、理美容業やライブハウスにも感染対策の支援を行っていくとのこと!!
区長発言に「ライブハウス」のワードが入ったこと、とてもとても嬉しい。。。
一年間の実証実験や現場でのフィールドワーク、それをもっての提案を続けてきたことが実りそうです。
2.防災について
災害時における帰宅困難者、来街者防災について触れられました。
10月7日の地震では、鉄道の一時運休により駅には人の滞留が発生、タクシーを待つ行列ができるなど「帰宅困難者一時滞在施設の開設を判断するための明確な基準が必要」という課題が浮き彫りになったとのことです。
ということで、、、、
滞在施設開設の明確な基準すらないのが今の現象です。
これまで区民向けの防災には注力しているけど来街者防災施策はまだまだ不十分です。
渋谷区は昼間人口が多く、災害時に繁華街など人が集まる場所でどのような対応を行うかはとても大切です。
私もこれまで、民間を巻き込んでの来街者防災を考えるプロジェクトに参画してきましたが、
なかなか答えが見つけられずにいます。
どういう形の防災が考えられるか、一緒に考えていきたいです。
アイディアあればぜひ!!!
3. 渋谷区立渋谷図書館について
渋谷区立渋谷図書館は、渋谷にある図書館で
映画「バケモノの子」では主人公が勉強するために通う図書館として登場しているので、
ここか!とわかる人もいるかもです。
その渋谷図書館は、現在、空調設備の故障のため、空調なしで開館し、予約本の貸し出しと返却のみを行う形で運営されていますが、
建物自体の古さや立地の関係もあって
空調設備の修理、建物自体の改修工事がとても難しく、
多額の予算がかかってしまうという状況で、やむを得ずひとまず閉館するという判断が下され、
渋谷図書館廃止の条例案が出ています。
とても残念ですが、
図書機能は近くの区有施設に移し、施設自体については学校の建て替え事業との連携も視野に検討。
4. 高齢者福祉について
敬老品祝い品の贈呈事業は本来は民生委員がお祝い金をご自宅に直接お届けする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、カタログギフトの送付を行っておりました。
ただのカタログギフトではなく、商品のお申し込みと合わせて高齢者の実態調査に回答していただく仕組みとなっていて、回答されなかった方や回答内容から支援が必要と思われる方には民生委員や地域包括支援センターと連携して丁寧に対応していくとのことです。
もう一つ、特別擁護老人ホームでは
感染状況が落ち着いてきたということで、面会制限が緩和されました。
各施設で徐々に面会が実施されています。
更なる緩和については国からの通知や感染状況を見ながら判断していくとのことです。
ということで、
もっっっっっと渋谷の課題はあるのですが、
今回はこう言ったことが取り上げられてました。
本定例会は今年最後の定例会。
条例案3件、補正予算案1件、
指定管理者の指定案件10件、認定案件2件、その他議決事項1件、報告案件1件について
しっかり審議していきます!