一昨日の市内6例目の感染者に引き続き、昨日7例目が発表されました。 
今回は海外渡航者とのことですが、成田市でも新型コロナの感染拡大が懸念されます。

さて、市内小学校の教員の感染。
市では独自に3日間で担当クラスの子どもと教職員のPCR検査を実施しています。
今回の感染では、濃厚接触者なしと保健所が判断しました。
私は濃厚接触者はなしなのかと少し驚きましたが、保健所では個別にヒアリングなどを行った結果、感染対策がきちんとされていたなど、総合的に判断されたようです。

現在、濃厚接触者はPCR検査を保険適用で無料でうけられますが、そうでない場合は行政検査となる場合(2分の1国負担)を除き、自費で受けることになります。
今回は安全、安心のため、市が費用の負担をし、クラス全員と教職員のPCR検査を実施しますが、ふと思います。

ほんとにこれでいいの?

学校内で感染者がでたら、そこから感染が拡大していないか。保護者はもちろん、教職員の皆さんも心配なはずです。
今は休校で児童ホームもやっていません。働いている保護者は、数日は休めても、一週間単位で休むのは難しい。でも感染している可能性があるなら、祖父母などの家族にも預けるのもできない。
教職員にも家族がいます。
自分たちが感染しているかどうか、知りたいと思うのは当然のことだと思います。

感染拡大防止に加え、不安を解消する意味でもクラスの子供達や教職員の PCR 検査は保健所の指示のもとしっかり行うべきではないでしょうか。

聞くと、船橋の学校で子どもの感染が確認されたときも濃厚接触者ゼロだったものの、保健所の医師の判断でクラス全員のPCR検査が実施されたそうです。これは行政検査となり、国が費用の2分の1を負担するとのこと。

濃厚接触者になる基準があり、
濃厚接触者にならなくても、行政検査ができるかどうかの基準があります。
どうやら、成田市の場合はこの行政検査の基準にもあてはまらなかったようですが。

やっぱり、基準厳しいのでは?

日本共産党の田村智子参議院議員も国会で、濃厚接触者以外にも感染の可能性の高い人は検査すべきと発言し、西村康稔経済再生担当相は「実態を踏まえて今後の戦略を考えていく」としています。


もっと検査して、拡大をさせないという取り組みが今必要だと思います。