★2023年5月1日★

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羊水検査のG-band法の結果が出る。

21トリソミー(ダウン症)が確定する。

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羊水検査から2週間後にG-band法の結果を聞きに行きました。

 

夕方からの診察で保育園のお迎えに間に合わないので、

3歳の息子も連れて夫と家族3人で行きました。

 

この日のことが息子の記憶に残らないか、

会話の内容が理解できてしまうのではないかという不安はありましたが、

夫も先生の話を直接聞きたいという気持ちがあったので、

他に選択肢がありませんでした。

 

すでにFish法で21トリソミー(ダウン症)と出ていたので、

結果はわかっていました。

 

正直なところ、他にも何か異常が出てくれば

諦めやすいのにと思ってしまっていました。

本当にひどい母親です。

 

でもG-band法で21トリソミー以外に異常はありませんでした。

ここから先は全て、私が困難を受け入れられる覚悟ができるかどうかなんだと思いました。

 

Fish法の結果を聞いてからの1週間で、

気持ちは中絶に傾いていました。

今の生活、今生きている家族を守りたいという気持ち。

それから、健康に育っている3歳の息子にでさえも

イライラして辛く当たってしまったり、

他の子と比べてしまって落ち込む事がよくある自分に、

障害のある子を育てられる自信がありませんでした。

 

そのことを先生に伝えると、

少しでも迷いがあるのであればまだ結論は急がなくて良いと言われました。

 

主治医のいる自宅近くの病院には1週間後に検診の予約を入れていたので、

ゴールデンウィーク中に夫婦で話し合って、

その診察日までに結論を出すことにしました。

 

先生から、ダウン症の成長や合併症などの説明が再度ありました。

心疾患を合併する子が多いので、産むのであれば検診でしっかり診ていく必要があること。

合併症の有無や程度次第では出産する病院も考える必要が出てくるけど、

ここは小児専門の総合病院なのでしっかりフォローできること。

産まれるまでも、産まれてからも他の課と連携してフォローしますよと言われました。

 

その言葉は安心でもありましたが、

高速道路を使って車で1時間もかかる病院。

ここで出産できるのか?産まれてからも通うのか?

と、少し非現実的にも思えてしまいました。

 

あと1週間で結論を出さなければいけない。

自分の覚悟さえできればハルちゃんを生かしてあげられる。

でも、自信が持てない。

葛藤がありました。