★2023年4月21日★

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羊水検査後の3日後に結果を聞きに行き、

ダウン症であることを伝えられる。

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これまでの受診は全て一人で通っていましたが、

この日ばかりは夫に同席してもらいました。

 

診察室に入ると検査を担当してくださった部長先生とその後ろに看護師さんが一人。

とても暗い表情で、入った瞬間にダメだったんだと思いました。

(夫も同じことを感じたと言っていました)。

 

自分の名前と生年月日を言って本人確認をした後、

結果の紙が渡されました。

13番、18番、21番、XYの染色体の結果と、

21番で蛍光マーカーが3箇所光っていることを示す写真が載っていました。

そして性別は女の子でした。

 

やっぱり・・・思った通り・・・

 

覚悟はできていたつもりでしたが、

実際に言われると頭が真っ白になりました。

 

その後先生から、ダウン症は合併症も多いけど生きられる病気であることの説明を受けました。

 

そんなことわかっている。

だからこそ迷うし、親の覚悟が求められるんだ・・・

 

この時はまだ妊娠16週。

中絶を決めるには少し時間の余裕があり、

G-band法の結果も待ちたいことと、

ゴールデンウィークの連休中に夫とじっくり話し合いたいことを

先生に伝えました。

 

元々G-band法の結果は連休明けになると言われていましたが、

急いで連休前に出してくれることになりました。

 

ダウン症協会のパンフレットと、

ダウン症児を持つ親の経験談をまとめた本を借りて病院を後にしました。

 

帰り道は高速道路を使わずに、

下道で時間をかけて帰りました。

 

夫といろんな話をしました。

これまでお互いに話はしていなかったけど、

ダウン症についてそれぞれが陰ながら調べていました。

 

YouTubeやブログを見ると"育てられそう、可愛い"とも思う。

でも、自分たちの生活も守りたいという気持ちもある。

一番の心配は、産まれてみないと障害の程度やどんな合併症を持っているかがわからないこと。

いろんな人の話を聞いてみたいねという話をしながら、家路につきました。