16時間断食など、食事回数を減らす
健康法が流行っていますが、
効果には残念ながら、疑問を感じます。
空腹の時間を作ることで、
胃腸を休ませることが出来るというのが、
効果があるという主張の1つですが、
胃腸は筋肉で出来ているので、使わないと衰えます。
消化吸収の要である消化管は、
ぜんどう運動で押し進めながら、
消化、吸収していくように出来ているので、
動かない時間が長いと、
どんどん、動けなくなるし、
動けなくなって、胃腸機能が衰えると、
栄養を取り込む力も落ちていきます。
栄養を取り込む力も落ちていきます。
特に日本人はお米を沢山食べてきたので、
体質的にたんぱく質や脂質の消化が苦手です。
1日に必要な栄養を1回で摂ろうとしても
1回で吸収出来る量には限界があります。
また、食事の回数が減ると、
食欲のコントロールが上手くいかなくなり、
過食が起こりやすくなります。
1回で吸収出来る量には限界があります。
また、食事の回数が減ると、
食欲のコントロールが上手くいかなくなり、
過食が起こりやすくなります。
①定期的に胃腸を動かすと
筋トレになり、
動きが良くなって、機能が上がる
②1日3回食事をすることで、
自律神経のバランスが整い、
体のリズムが生まれる
(リズムが崩れると不調が起こりやすくなる)
➂1日3食にすると、
エネルギーを定期的に取り込めるので、
疲れにくくなって、気持ちが前向きになる
私は過敏性腸症候群(IBS)で、
20年以上、1日2食だったので、
疲れやすく、気持ちも沈みがちで、
いくら胃腸を休ませても
IBSの症状は改善しませんでした。
元々、食が細い方で、
食事改善を始めたのは、50代半ば
1日3食食べようとしても
胃もたれでなかなか、食べられず、
胃もたれと胃もたれの間に食事をしていた
辛い時期が結構長く、ありました。
IBS発症前は、食が細いとは言え、
1日3食食べていたので、
もう少し若い時から初めていれば、
そんなに時間も掛からなかったかもしれませんが、
朝は味噌汁だけから初めて、
1日3食食べられるようになって、
そこから、今度は食事量を増やしていって、
胃もたれなく、食べられるようになるまで、
3~4年くらい掛かりました。
IBSの症状も1日2食の時より、
1日3食の方が圧倒的に良くなり、
腸内環境も劇的に改善しましたが、
ある程度、年齢を重ねてから、
食事量を増やすのは、本当に本当に大変です。
てゆーか、実際、
途中で何度も投げ出しては、
何度もやり直すを繰り返していました~
今、健康なのに減らすのは勿体ない!
まず、健康あっての人生です!
絶対に体調が良くて元氣な方がいいですよね?
食が細くなれば、当然、
取り込める栄養の量も減ってしまいます。
歳を取った時に栄養不足で寝たきりになって、
元氣に行きたい所に行ったり、
好きなことが出来なくなったりするのは、嫌ですよね?
元氣で楽しい老後を迎えるためにも
声を大にして、1日3食をお勧めします!
ダイエットで食事回数を減らしている方には、
減らすより、しっかり食べた方が
健康的でスリムな体になることを是非、知っていただきたいです。
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◆私のIBS改善までの経緯はこちら