1度に吸収出来る栄養の量には限界がある | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

16時間断食など、食事回数を減らす
健康法が流行っていますが、
効果には残念ながら、疑問を感じます。
 
 
 
 
空腹の時間を作ることで、
胃腸を休ませることが出来るというのが、
効果があるという主張の1つですが、
 
胃腸は筋肉で出来ているので、使わないと衰えます。
 
 
 
消化吸収の要である消化管は、
ぜんどう運動で押し進めながら、
 
消化、吸収していくように出来ているので、
 
動かない時間が長いと、
どんどん、動けなくなるし、
 
動けなくなって、胃腸機能が衰えると、
栄養を取り込む力も落ちていきます。
 
 
 
特に日本人はお米を沢山食べてきたので、
体質的にたんぱく質や脂質の消化が苦手です。
 
 
 
1日に必要な栄養を1回で摂ろうとしても
1回で吸収出来る量には限界があります。



また、食事の回数が減ると、
食欲のコントロールが上手くいかなくなり、
過食が起こりやすくなります。
 
 
 
 
1日1食より、圧倒的に1日3食の方が
沢山の量の栄養を摂ることができます。
 
 
 
1日3食がいい理由は、3つあります。
 
 
①定期的に胃腸を動かすと
筋トレになり、
動きが良くなって、機能が上がる
 
 
②1日3回食事をすることで、
自律神経のバランスが整い、
体のリズムが生まれる
 
(リズムが崩れると不調が起こりやすくなる)
 
 
➂1日3食にすると、
エネルギーを定期的に取り込めるので、
疲れにくくなって、気持ちが前向きになる
 
 
 
私は過敏性腸症候群(IBS)で、
20年以上、1日2食だったので、
疲れやすく、気持ちも沈みがちで、
 
いくら胃腸を休ませても
IBSの症状は改善しませんでした。
 
 
 
元々、食が細い方で、
食事改善を始めたのは、50代半ば
 
 
 
1日3食食べようとしても
胃もたれでなかなか、食べられず、
 
胃もたれと胃もたれの間に食事をしていた
辛い時期が結構長く、ありました。
 
 
 
 
IBS発症前は、食が細いとは言え、
1日3食食べていたので、
もう少し若い時から初めていれば、
そんなに時間も掛からなかったかもしれませんが、
 
 
朝は味噌汁だけから初めて、
1日3食食べられるようになって、
 
そこから、今度は食事量を増やしていって、
胃もたれなく、食べられるようになるまで、
3~4年くらい掛かりました。
 
 
 
IBSの症状も1日2食の時より、
1日3食の方が圧倒的に良くなり、
腸内環境も劇的に改善しましたが、
 
 
ある程度、年齢を重ねてから、
食事量を増やすのは、本当に本当に大変です。
 
 
 
てゆーか、実際、
途中で何度も投げ出しては、
何度もやり直すを繰り返していました~
 
 
 
 
今、健康なのに減らすのは勿体ない!
 
 
 
まず、健康あっての人生です!
絶対に体調が良くて元氣な方がいいですよね?
 
 
 
食が細くなれば、当然、
取り込める栄養の量も減ってしまいます。
 
 
歳を取った時に栄養不足で寝たきりになって、
元氣に行きたい所に行ったり、
好きなことが出来なくなったりするのは、嫌ですよね?
 
 
 
元氣で楽しい老後を迎えるためにも
声を大にして、1日3食をお勧めします!
 
 
 
ダイエットで食事回数を減らしている方には、
減らすより、しっかり食べた方が
健康的でスリムな体になることを是非、知っていただきたいです。
 
 
 

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