加齢と筋力の話になります。

トレーニング、運動習慣で、加齢の速度を遅らせることが出来る・・・

例えば、ゴルフをやっている人は若々しい人が多いですよね。

しかし、年を感じるというか、

「20代のときのようにはいかないなぁ~」

と思ったり言ったりしている人も多いのではないでしょうか。

そこで今日は自分の身体で感じるところと、周りの人からの証言から、年齢と筋力のことを書いてみます。

 

体質・体型、皆一人ひとり違いますし、この記事を書いているスタッフTが現在までに知り得た大まかなところの話になります。

 

◆子どもの頃~高校生くらいまで

身体・骨格が出来がっていく年代。

身長も筋力も黙っていても伸びる時期。

例えばボールを投げる動作。

高校生くらいになってから、小学生の頃に使っていたドッチボール等を投げたときに、

「こんなに遠くまで投げられたっけ?力がついたのか?」

という感覚を持ったりした事のある人もいると思います。

個人差があります。

高校を卒業する前に骨格が出来上がって本格的なウエイトトレーニングを始められる人もいれば、まだ成長途上の人もいます。

一般的には、この時期は重すぎるウエイトトレーニングを行うと身長の伸びが鈍化するので高校生くらいまでは、あまり重いウエイトを用いるのはまだ早いという人が多いです。

 

◆20代

身長の伸びは殆どの人がこの年代初旬までで終了する。

骨格が出来上がる時期。

重いウエイトを使用したトレーニングがやれるようになる。

体重と筋力のバランスから、早い動きが出る・出せるのが20代。

スポーツ選手なら、パワーとスピードの両方を兼ね備えられる年代になる。

 

◆30代

20代の筋力とスピードを維持するにはひと工夫必要になってくるのかな、・・・と感じる人が多いと思います。

基礎代謝が徐々に下がってくるためか、20代と同じトレーニングだと脂肪が落ちにくくなってくる。

しかし、まだまだ筋力アップ・スピードアップが望める年代。

競技を続けている人なら技術の向上で選手として円熟してくる。

 

◆40代

運動習慣が全く無い場合に要注意になってくるのがこの年代。

筋力については、特に下半身、脚の筋力が何もしないでいると、

20代前半を100とすると40くらいまで落ちるといわれます。

しかし、ご安心ください。

あくまでも「何もしないでいた場合」という注意書き付きです。

「??スポーツなんかやってないぞ。俺は40過ぎてるけど変わってないぞ」という人もいるでしょう。

そういう人は生活習慣や仕事で、知らぬ間に鍛えられているのか、自覚が無いかのどちらかだと思います。

服のサイズと体重の数字は変わっていなくても筋肉量が減って、脂肪の量が増えていれば発揮できるポテンシャルは下がっているわけです。

筋力の維持という観点から見た場合に最初の峠になる年代です。

◆50代

何もしないでいると体型がいっそう大きく崩れてくる年代になります。

若々しさを保ちたいという場合は習慣的に運動をしないと維持できなくなってきます。

10代後半~20代前半にがっしり体型であった場合は、運動を止めていると代謝が下がっているために、体重が増えて肥満気味になってくる人も少なくありません。

そうなると筋力が下がって体重が増えているので膝や足首や股関節への負担が大きくなり、こうした下半身の関節を痛めやすくなる。

下がってしまった代謝を上げていくためには、筋肉量が減らないようにする心がけと運動・トレーニングが習慣的に必要になってくる。

 

◆60代

筋力の維持について二回目の峠になります。

40代の時と同じペースでのトレーニングだと維持できる期間がもう少し短くなってくる。

筋肉が付いた!

・・・と思ったら何もしないでいたらすぐに落ちた、となります。

要するにトレーニングを止めるとすぐに衰える…ということになります。

そのため、体型・筋力を維持しようと思ったら、これまで以上にトレーニングに「計画性」を持って行うことが重要になってきます。

年齢の大きい節目として「還暦」というのは、こうした事も意味しているのかもしれません。

 

70代以降については、情報不足でまだ記すことができません。

解り次第また書いていきます。